来る8月18日から9月2日にかけて、インドネシアの首都ジャカルタで第18回アジア競技大会が開催されます。

40競技462種目に44ヶ国から約1万人の選手が参加しますが、523人からなるベトナム代表団は大会の30競技にエントリーします。

ベトナム代表団は現時点で、この大会への準備は全て予定通りにほぼ完成しました。ベトナム代表団の団長を務める体育スポーツ総局のチャン・ドゥク・フアン( Tran Duc Phan) 副総局は次のように語りました。

（テープ）

「私たちは第18回アジア競技大会に少なくとも金メダル3個を獲得する目標を設定しました。特に、オリンピックの競技種目で金メダルを獲得することは非常に重要な意義を持っています。ベトナムの選手はこれらの目標を遂行するため、練習に全力を尽くしました」

第18回アジア競技大会に、ベトナムは陸上競技、重量挙げ、射撃、アーチェリー、水泳、自転車などの競技種目で金メダルを獲得する目標を掲げています。

その他、テコンドー、空手、シラット、クラッシュ、柔術、ボクシングなどの武術にも金メダルを獲得することが期待されています。

なお、前回、韓国で開かれた第1７回アジア競技大会には199人のベトナム選手が参加しましたが、武術太極拳の種目でベトナムの女子選手ズオン・トゥイ・ビさんが金メダルを獲得しました。今回のアジア競技大会にはベトナムから３５２人の選手が派遣されますがこれまで最も多い代表団となっています。