先頃ハノイで行われたベトナム国家青年委員会の第20回全体会議で、グェン・ティェン・ニャン副首相は「今年、同委員会は2011年から2020年にかけての青年育成戦略を実施するため、各省庁、部門と連携する必要がある」と明らかにしました。
この戦略は昨年12月グェン・タン・ズン首相により承認され、ベトナムの工業化と現代化事業、国際への参入過程に応じるため、優れた青年の養成を目的としています。戦略の一つでもある重要な目標は毎年、青年60万人に雇用を創出し、青年の80%に職業コンサルティングを行うことです。また、2020年までに、青年の70%は職業訓練を受けることになります。グェン・ティェン・ニャン副首相は「この戦略を確実に実施するため、ホーチミン共産青年同盟、国家青年委員会及び内務省の協力を必要としている。また行動計画の作成はそれぞれの省、部門、地方に託される。そして、その行動計画は科学技術の導入及び人材育成と結び付ける必要がる」と述べ、次のように語りました
「テープ」
「これは今年中に実施されるべきです。特に、首相は2020年までの青年育成戦略を承認したばかりです。ですから、今年を青年育成戦略の年にしなければなりません。これは重要な任務で、全面的政治システム作り及び自主性の発揮を目指します。また、青年の役割を徹底的に発揮させるため、各部門、地方の指導者は青年とともに定期的に対話しなければなりません。」
ニャン副首相はこのように語りました。
この戦略の目標を達成するため、重要なことは、中央各機関、各省庁は教育養成の質の向上や創意工夫の発揮などを目指す具体的な措置をとる必要があるということです。「立身する青年村」や「緑の夏」というボランティア活動などのモデルが拡大され、各地方の青年の労働需要に応えることになります。ベトナム保健省のグェン・ティ・キム・ティエン大臣は次のように語りました
「テープ」
「保健省はつねに、青年育成に向けて有利な条件を作り出しています。青年育成戦略を実施するため、保健部門の人材育成を目指す二つの提案を作成中です。実際には、地域各国の医者たちの能力のレベルに達する国内の医師は殆ど若者です。」
ティェン大臣はこのように語りました
ベトナム労働組合総連盟のホァン・ゴク・タン副議長は「現在、全国で、労働者500万人あまりが200の工業団地で働いているが、その内訳は若者が40%を占めている。そのため、青年たちのための物心両面の生活改善は大切なことである」と述べ、次のように語りました。「テープ」
「私は青年の失業問題およびそれらの問題の解決策に関心を持っています。各省庁、部門は良い労働環境を作りながら、精神的な生活を確保するため、互いに協力しなければならないと思います」
タン副議長はこのように語りました。