新型コロナウイルス（Covid-19）の感染症は世界的に拡大しています。この疫病は12月に中国で始めて発生しましたが、現時点で、77の国と地域に広がっています。ベトナムは、当初から新型コロナウイルス感染の予防対策を主体的に行い、国際共同体から高く評価されています。

疫病対策への政治システムの参加

ベトナムは、WHO=世界保健機関や、アメリカのCDC＝疾病対策センターの意見を参考にした会議を開きました。この2ヶ月間にわたり、ベトナムは、検問所で新型コロナウイルスの感染症の疑いある人々を早期に発見し、隔離させることや、感染地域からの入国者に対する健康状況の検査、韓国人へのビザ発給の一時停止などの措置を断固として展開してきました。

WHOベトナム事務所のキドン・パー所長は「ベトナムは、新型コロナウイルスの感染症において迅速に対応し、特に、隔離作業や診療治療、各国との連帯などを良好に行ってきた」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「私たちは、ベトナムに対し、引き続き新型コロナウイルス感染の予防対策を断固として行うよう奨励します。私たちは出来る限り、ベトナムを補助してゆきます。」

ベトナムは、万一の場合にも対応する姿勢を整える精神で、疫病対策に政治システム全体を動員しました。ベトナムは、新型コロナウイルスの感染症の拡大を防ぐため、隔離作業を厳粛に行いました。感染の疑いある人々を早期に発見した上で、その場で即監視、検査などを実現しました。保健省のグエン・タン・ロン次官は次のように明らかにしました。

(テープ)

「ベトナムの治療計画は、実際での治療経験と各国の経験を積んだ上で、常に、改正、補充されました。ベトナムは、診断作業に奉仕するために、研究所に生物学的製剤の開発を指導しています。」

世界各国との連携

現時点で、ベトナムでは、新型コロナウイルス感染者16人いましたが、全て完治しました。この結果は、疫病対策に対するベトナムの努力を示しています。政治システム全体は、主体的かつ断固たる効果的な精神を掲げ、党の指導の下で、ベトナムにおける新型コロナウイルス感染症の予防対策は一定の素晴らしい成果を収めました。そこで、先ごろ、アメリカの疾病対策センターは、ベトナム政府の代表との会合で、ベトナム側に対し、この経験を国際共同体に分かち合うよう希望すると同時に、疫病対策においてベトナムの関連各機関と緊密に連携してゆくと強調しました。

新型コロナウイルスが世界中に急拡大している背景の中で、ベトナムは国民と外国人観光客の健康を保護するために、経済的利益を犠牲にする用意がある見解を堅持するという精神を掲げて、引き続き、予防対策を断固として実現し、国際共同体と共に、疫病の防止に努力してゆきます。