12日午前、ハノイで、ホーチミン共産青年同盟第10回全国大会が開幕しました。開幕式で発言にたったベトナム共産党のグェン・フ・チォン書記長は党と民族の革命事業における青年の役割を高く評価するとともに、「この80年、ホーチミン共産青年同盟は日増しに発展し、革命運動に参加するよう青年を団結し、呼びかける。この数年、全ての分野において業績を上げた青年が増え、同盟の伝統はさらに輝いた」と述べました。

チォン書記長は次のように語りました

「テープ」

「ホーチミン共産青年同盟の多くの有意義な活動が広がっています。経済社会発展、祖国の防衛などに関する多くの運動は社会全体の支持を得ています。その一方で、道徳や生活のし方、文化、芸術の教育や貧困者支援、自然災害への対応などの運動は多くの青年の参加を促しており、国の任務の実施に寄与しながら、青年同盟の先鋒の役割を示すものでもあります。これにより、それぞれの青年の政治本領が鍛えられました。また、才能を備えた青年は徐々に党の信頼に足る幹部となります」

このように語ったチォン書記長は「ベトナム共産党第11回大会は今後の5年のベトナム革命の目標、任務を示すとともに、若い世代に対する任務を定めた」と明らかにした上で、「青年による活動は民族の存亡問題で、ベトナム革命の成敗を決める要素のひとつである」と強調し、次のように語りました 。

「テープ」

「ベトナム共産党と国家は青年に関する問題及び青年による活動に関心を払っており、青年及び青年同盟に信念を置いています。ですから青年及び青年同盟は自らの位置、役割をさらに理解させながら、意識を高め、本領を鍛え、学習に精進しなければなりません。これにより、祖国の建設と防衛事業に自らの力を尽くすことでしょう」

このように語ったチォン書記長は青年同盟に対して青年のための政治本領及び思想の教育を引き続き行うよう求めるとともに、「これは緊急の任務である。青年同盟は党と民族の輝かしい伝統を受け継ぐことが出来るよう政治本領、道徳と才能を兼ね備えた青年を教育する必要がある。それぞれの青年は自分で鍛え、新たな時期の任務を担うことが出来る」と強調しました。

また、グェン・フ・チォン書記長は各レベルのホーチミン共産青年同盟に対して、青年の創意工夫、潜在力を徹底的に発揮させるとともに、国の工業化･現代化事業に対する青年の貢献を励むよう求めました。チォン書記長は「青年同盟は経済社会発展や政治の安定、党の建設・綱紀粛正に力を入れる必要がある。これにより、青年の参加を誘致するための豊富で魅力的な活動を頻繁に行わなければならない」と強調しました。