(VOVWORLD) - 敵対勢力の歪曲を指摘して、マルクス・レーニン主義とホーチミン思想を守ることは、ベトナム共産党の建設と健全化における最優先課題です。
ヴ・ヴァン・ヒエン教授 |
これは、中央理論評議会の副議長を務めるヴ・ヴァン・ヒエン教授が執筆した記事で明らかにされた内容です。今日のこの時間は「新しい状況の下における敵対勢力の歪曲に対応・党の思想基盤を保護」と題するヒエン教授の記事についてお伝えします。
党の思想基盤は、党のすべての活動を決める前提です。思想基盤が変わると、党の目標・理想・組織・政治方向などが変わるはずです。そのため、敵対勢力は、ベトナム共産党を破壊するためには党の思想基盤を破壊することが最も重要であるということを認識しています。
敵対勢力の陰謀
敵対勢力はインターネット、特にソーシャルネットワークが普及していることや、経済社会管理において国が解決していない問題、幾人かの幹部・党員の政治的観点や道徳、生活が変質してしまったことなどを利用して、党内の団結破壊や、党に対する国民の信頼低下を図る宣伝活動を精力的に進めています。これらの宣伝活動では、マルクス・レーニン主義は21世紀の状況やベトナムの伝統文化などにふさわしくないため、ベトナムに導入したことは大惨事であったなどの言葉を使っています。また、ベトナム共産党は、かつての民族解放と祖国統一事業において任務を果たしたものの、現在の要求に応えられていないため、他の政治勢力に権限を譲る時が来たとの宣伝もあります。
党の思想基盤をしっかり守る
こうした事態を前に、ベトナム共産党は、党の思想基盤を破壊しようとする敵対勢力の宣伝活動に効果的に対応し、見るべき成績を収めています。幹部・党員・国民のほとんどは、マルクス・レーニン主義とホーチミン思想に対する正しい認識を持っており、引き続き、党の指導を信頼し、社会主義構築を堅持しています。マルクス・レーニン主義とホーチミン思想は依然として、党の思想基盤と行動指針であり、ベトナムの政治・経済・社会を支配するものでもあります。
第13回党大会の準備作業が精力的に進められている現在、マルクス・レーニン主義とホーチミン思想に対する全党・全軍・全国民の信頼を強化することはより重要になっています。この任務を全うするため、各レベルの党委員会は指導能力をさらに高め、思想・理論教育を強化しなければなりません。そして、実践総括と理論研究を進めた上で、思想基盤を充実させることも重要です。さらに、国の工業化・近代化事業と国際社会への参入の促進、領土保全、周辺の平和な環境の維持も重要な課題となっています。