党建設と綱紀粛正の範囲の拡大

(VOVWORLD) -7日正午、ハノイで開催されていた第13期党中央委員会第4回総会は3日半の議事日程を終え、閉幕しました。
党建設と綱紀粛正の範囲の拡大 - ảnh 1グエン・フ・チョン党書記長(写真:TTXVN)

閉会式でグエン・フ・チョン党書記長は演説を行い、「今回の総会で、党中央委員会は清廉で強靭な党建設と政治システムづくりを目指し、党内における個人主義を排除し、第13回党大会の決議の精神に従って党建設と綱紀粛正の範囲を拡大させた」と強調しました。

設立されてからおよそ90年間、ベトナム共産党は自らの知恵、力と正しい路線、党員の絶え間ない努力、団結した共産党づくりなどを通じて、自分の指導能力と威信を日増しに高め、国と人民に適切な利益をもたらしてきました。ベトナム共産党の指導の下、ベトナム国民は外国の侵略者との闘いに多くの勝利を収めた他、今日の国の建設防衛事業とドイモイ事業においても、多くの困難と試練を乗り越え、立派な成果を収めています。

第13回党大会は新しい段階における革命事業の要求に応えるため、党建設と綱紀粛正に関する要求を打ち出し、その中で、第12期党中央委員会第4回総会の決議を続行するよう強調しました。この決議の中心的な任務は政治的思想、道徳、ライフスタイルの退化を防止し、違反行為を厳格に処罰するということです。チョン書記長は次のように語りました。

(テープ)

「今回、党中央委員会は党建設と綱紀粛正だけでなく、政治システムづくりの面でも第13回党大会の精神を基に実施するということを決定しました。これと同時に、政治的思想、道徳、ライフスタイルの退化、汚職や不祥事を防止するということです。また、政治的思想、道徳、ライフスタイルの退化にかかわる具体的な表われを補足しました。」

また、党中央委員会は政治的思想、道徳、ライフスタイルの退化にかかわる具体的な表われとして、革命や社会主義への道への信念が不足していることや党の路線に反して行動すること、戦闘の熱意が減っていること、託された任務を果たさないこと、国民の困難を無視して、自分のことしか関心を寄せていないことなどです。チョン書記長は次のように語りました。

(テープ)

「党中央委員会は第13期党中央委員会第4回総会が打ち出した4つの任務を中心に具体的な仕事を断固として実施することで一致しました。これと同時に、任務に応じた十分な能力、品性、威信を備えた幹部、特に戦略的レベルの幹部の養成、および、汚職と不祥事などと断固として闘い、違反した行為を厳罰するという2つの任務を補充します」

一方、党中央委員会はこれらの決議と結論を実行に移すため、各部門、機関、地方の指導者を始め、それぞれの党委員会、党幹部は国民と国に対する自らの責任を深く認識した上で、先駆けて実施しなければならないと強調しました。また、今総会の決議と結論の効果的履行と党建設と綱紀粛正に関する第12期党中央委員会第4回総会の決議の続行は幹部や党員の心身練磨に寄与し、党内における個人主義の撤廃と清廉で強靭な党建設と政治システムづくりに寄与することでしょう。

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