（写真：dantri.com）

先頃、北部ハナム省で行われた「団らんのテト・平安な春」をテーマとした交流会で、レ・バン・タイン副首相「困難な状況で『誰一人も取り残さない』という方針を徹底させ、全政治システムは経済発展に際し、人民の生活に深い関心を寄せている」と強調しました。

また、ハナム省に対し、経済社会発展、住民の生活水準の改善、貧困世帯の割合の引き下げに尽力していくよう求め、次のように語りました。

（テープ）

「いつも人民に常に関心を寄せています。また、インフラ整備や経済社会発展の傍ら、社会保障、人民の物心両面の生活水準の向上に力を入れています。」

「団らんのテト・平安な春」をテーマとした交流会で、ハナム省の労働連盟は組合員に8件のチャリティハウスを寄贈する他、労働者1200人が故郷でテトを過ごせるよう無料で輸送します。また、経済面で困難に直面している労働者1万人分にテトのプレゼントを手渡しました。ハナム省ドンバン2号工業団地で働いている労働者の一人ブー・バン・フイさんは次のように語りました。

（テープ）

「両親とも病気にかかっているので、労働組合の支援を受け、自宅でテトを過ごせることができ、嬉しく思っています」

一方、2022年の旧正月テトに、ハノイ市労働連盟は企業と協力して、困難に直面している労働者およそ1万人分にプレゼントを贈る他、出稼ぎしている労働者が帰省できるように無料で輸送します。ハノイ市輸出用加工区と工業団地の労働組合のディン・コク・トアン主席は次のように語りました。

（テープ）

「私たちは困難な状態にある労働者を始め、テト中も工場で働く労働者の元を訪れてプレゼントを贈ります。現時点の統計によりますと、帰省しない労働者が2千人にのぼっています。」

また、中部沿海地帯ダナン市の労働連盟は貧しい労働者5千人分にテトのプレゼントを贈りました。その他、同市の労働組合は出稼ぎ労働者が帰省できるように2000枚の車両券を寄贈しました。