団結 ベトナム繁栄を生む内なる力

(VOVWORLD) - 各国が内なる力の強化を重視する中、ベトナムは一貫して戦略的な選択を示しています。民族の団結こそが、国の底力を生み出す中核的な価値だという考え方です。

人間的な温かさに満ちた一連の行事で構成される「春のふるさと2026」は、平和で繁栄するベトナムへの願いを広く共有するだけでなく、人を中心に据え、社会のコンセンサスを土台に国際社会と向き合うという、ベトナムの発展の姿勢を対外的に示しています。
旧正月を迎えるたび、世界各地に暮らすベトナム人が「春のふるさと」を通じて祖国に思いを寄せます。これは単なる文化行事ではなく、各国在留ベトナム人コミュニティが共有する感情や信頼、そして祖国への期待が集まる場となっています。
国家の力を支える重要な資源
国全体が新たな発展の段階へと歩み出す中、2月8日、ハノイで行われた国外在留ベトナム人代表団との懇談は、特別な意味を持ちました。130以上の国と地域で暮らし、働くおよそ650万人の在外ベトナム人を代表して集まったものです。
この場でトー・ラム書記長は、近年、とりわけ2025年に達成された国の大きな成果は、国内の人々だけでなく、海外に暮らすベトナム人の重要な貢献によるものだと強調しました。
書記長は、これこそが民族の大きな団結と和解の精神を示す生きた証しだと述べ、「ベトナムは一つ、ベトナム民族も一つだ」という普遍の考え方を改めて示しました。
国民を基礎とし、中心であり、主体であり、目標であると同時に、発展の原動力でも資源でもあるという一貫した考え方のもと、国外在留ベトナム人コミュニティは民族に欠かせない存在であり、新たな発展段階における民族大団結の中でも、特に重要な力だとして、次のように呼びかけました。
(テープ)
「党と国家は、専門家や知識人、科学者、そして在外の企業家の皆さんが、国の発展、とりわけ新たな段階で重要となる分野に、さらに力を発揮できるよう、常に歓迎し、条件を整えています。方向性と重点はすでに示されています。私たちは速く進み、ときには先を見据えて進まなければなりません」
信頼と希望の醸成
「春のふるさと2026」は、世界が大きく揺れ動く中で、ベトナムが内なる力を高め、自立性と国家の存在感を強めようとする状況の中で行われました。その中で、国外在留ベトナム人の役割はますます重要になっています。
在外ベトナム人は、滞在先の国々とベトナムを結ぶ友好の架け橋であるだけでなく、知識や技術、投資、そして多様な経験を通じて育まれた文化的価値をもたらす、貴重な存在です。
タイ在住ベトナム人連合会のホー・バン・ラム会長は、次のように述べました。
(テープ)
「在外ベトナム人の知恵や経験、可能性をさらに生かすため、情報を共有し、対話を続ける仕組みを強化してほしいと願っています。それが、国内の経済社会発展につながると考えています」
テトにあたり祖国へ戻る人々が、世界での経験や創意工夫、貢献の物語を持ち帰るとき、団結の精神は理解と分かち合いによって、より強く育まれます。国内と海外の結びつきは、感情だけでなく、国の進む道への信頼によって支えられています。
国外在留ベトナム人国家委員会のグエン・チュン・キエン委員長は、次のように述べました。
(テープ)
「『春のふるさと2026』は『平和と繁栄への願い』をテーマに、第14回党大会の成果や、その後の取り組みを在外の皆さんと共有することに重点を置いています。そうした中で、在外ベトナム人の役割は極めて重要です」
技術をめぐる競争が激しさを増す世界の中で、ベトナムは「結集」によって前へ進もうとしています。それは、在外ベトナム人の知恵と国内の願いを結びつけ、愛国の伝統と新しい発想を重ね合わせることです。
信頼と尊重、そして共通の目標を土台に築かれた大きな団結は、比類のない力となります。歴史は、民意が一つになったとき、国の流れが好転することを示してきました。
新たな機会が広がる中、世界各地に暮らす何百万人ものベトナム人の心のつながりこそが、困難を乗り越えるだけでなく、強く自立し、国際社会で責任ある信頼できるパートナーとしての新たな位置を確立するための、最も確かな支えとなっています。

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