国会会議での質疑応答

21日、ハノイで開催中の第13期国会第6回会議の一環として行われた閣僚による質疑応答が3日間の議事日程を終えました。質疑応答には国の差し迫った問題が取り上げられました。

国会会議での質疑応答 - ảnh 1

                国会議員の質疑に答弁している最高人民裁判所の長官

今回の質疑応答には多くの新しい点がありました。例えば、質疑応答の時間が前回の2日半より3日間となりました。また、今回、前の3つの国会で行われた公約の履行成果が討議されました。国会のフィン・ゴック・ソン( Huynh Ngoc Son) 副議長は次のように語りました。

(テープ)

「今回の国会では質疑応答に関する国会決議の実施状況を討議するのは国会の監視活動における新しい内容です。この活動は法律と政策の完備、国会活動の弱点の克服、有権者と全国国民の願望に応えています」

質疑応答の質は国会議員の質疑の内容に依存しています。今回の質疑応答には水力発電所の建設、医師の道徳、汚職撲滅など差し迫った課題が取り上げられました。

今回の国会では首相と経済、社会、司法などの分野を担当する閣僚4人による質疑応答が行われました。ハノイ市選出のフィ・ティ・ラン( Bui Thi Lan)国会議員は次のように語りました。

(テープ)

「前には国会での質疑応答が重視されませんでしたが、今は質疑応答が公開で実施され、その重要性が重視されるようになりました。今回の国会会議の後、国会と国会常務委員会は法律施行部門が有権者に答弁した問題の実施に対する責任を明確にします」

質疑応答でグェン・タン・ズン首相は次のように語りました。

(テープ)

「政府は国会決議の実施の為、国会議員と全国の有権者の意見に耳を傾け、達成した成果を発揮して、残された問題の克服に全力を尽くします。」

国会での質疑応答は国会の監視の権利を示し、ベトナム国会の活動の刷新を示しています。

 

 

ご感想

他の情報