ニンビン省のチャンアン景勝地

先ごろ、文化スポーツ観光省は新型コロナウイルスの拡大が基本的に制圧されたから、国内の観光プロモーションのため『ベトナム人はベトナム旅行をしよう』という観光サービスの割引キャンペーンを開始しました。このキャンペーンが今年６月１日から１２月３１日までの６ヶ月間に展開されます。

『ベトナム人はベトナム旅行をしよう』というキャンペーンはベトナムの観光の目的地を広報し、魅力的な観光商品を紹介し、安価で高品質な観光サービスを提供するためのものです。

これにより、各地方行政府は地元にある観光地や景勝地の入場券の免除政策をとる一方、航空会社、観光輸送会社はチケット価格の割引を行い、旅行会社と協力して、観光サービスの割引を行います。観光総局所属市場局のディン・ゴック・ドゥク( Dinh Ngoc Duc) 局長は次のように語っています。

（テープ）

 「  『ベトナム人はベトナム旅行をしよう』というキャンペーンには各地方の観光地、リゾート地、航空会社、旅行会社など関連各側が参加しています。そして、観光料が割引かれても観光サービスの質は確保されます。」

実際、多くの旅行会社は『ベトナム人はベトナム旅行をしよう』キャンペーンを待たずに、５月始めから、観光サービスの割引キャンペーンを展開してきました。例えば、多くの旅行会社は夏の観光ツアーを予約する顧客を対象に、安価の航空券を販売したり、交通費の２５％削減をしたりしています。

サイゴン・ツーリズム社はおよそ１００のホテル、レストランの利用者に対し、６割引までのキャンペーンやプレゼントキャンペーンを公表しました。一方、ベトトラベル社も、国内観光復興パッケージを発表し、その中で、観光料が最高４割引というのもあります。これまで、ホーチミン市の観光協会は航空会社、旅行会社、ホテル、レストランなど５０社の割引キャンペーンへの参加を受けました。

ベトナムでは基本的に新型コロナウイルス感染症は制圧されていますが、各国での感染症が依然として複雑に推移しています。海外旅行が停滞している背景の中で、ベトナム観光総局は年末まで、国内観光客はベトナムの観光客総数の９５％を占めると予測しています。