国連活動におけるベトナムの役割


2011年ベトナムは、多国間、その中でも国連フォーラムにおける複数の重要な対外活動を展開してきました。国連は世界大多数の国が参加する最大フォーラムであり、政治的安全保障、経済、文化、科学技術などあらゆる分野に活躍しています。

ベトナムのレ・ホアイ・チュン国連大使は次のように語っています。

(テープ) 

「国連は、最大の国際組織でありながら、世界多数の国々、特に数千もの非政府組織が参加している組織でもあります。そのため、国連の加盟によりベトナムは多くのパートナー関係を促進することが出来るし、全面的対外路線を実現することも出来ます」

チュン大使はこのように語りました。

一方、国連諸機関を通してベトナムは、発展過程に奉仕する為の経験、科学技術、及び資金などを活用するようになっています。国連のベトナムへの補助は主に、経済政策、食糧安全保障、健康増進、環境保全、気候変動、貧困解消、労働及び社会福祉などの社会的重要な分野に役立っています。

ベトナムのレ・ホアイ・チュン国連大使は次のように語っています。

(テープ) 

「今年国連は、向こう5年間ベトナムに対しおよそ3百万ドル相当の援助プロジェクトを基本的に採択しました。特に国連諸機関は、多くの分野での経験をベトナムに補助します。」

チュン大使はこのように語りました。

他方、現在ベトナムは、2013~2016年期国連人権理事会の理事国に立候補するために準備しています。ベトナム外務省・国際諸組織局のホアン・チ・チュン副局長は次のように語っています。

(テープ) 

「これまで、ベトナムは、国連人権理事会の会議に積極的に参加してきました。その他、ベトナムは、オーストラリア、スイスなどの各国と年次人権対話を行っています。これらを通じて、各国は、人権保護に関するベトナムの政策を深く理解することが出来ると思います」

チュン副局長はこのように語りました。

その一方で国連総会、国連安全保障理事会などの会議で、ベトナムは、他国との対立解決における自国の見解や終始一貫した政策を取り上げてきました。それらを通して、国際社会はベトナムの正しい立場を深く理解し支持しています。

現在ベトナムは国連と共に、2012年から2016年までの期間の協力共同計画の作成と完成を進めています。この計画は、2011年から2015年までのベトナム経済社会発展計画の方向と合致しています。ベトナムは2012年も、経済社会発展目標の達成を目指して、引き続き国連と積極的に連携してゆくことになります。


ご感想

他の情報