外国の専門家、ベトナム共産党の地位を評価

(VOVWORLD) - 2月3日のベトナム共産党創立90周年にあたり、国際友人はベトナム共産党に祝辞を伝えるとともに、外国からの侵略者との戦いと国の建設発展における党の役割を高く評価しました。

ロシアのサンクトペテルブルク国立大学に属するホーチミン研究院の院長であるウラジーミル・コロトフ歴史教授は「ベトナム革命の歴史的出来事はベトナム共産党の指導と緊密に結び付けられている」と強調したうえで、ベトナム共産党はドイモイ=刷新事業を適宜に打ち出し、その実施を成功させ、国際社会におけるベトナムの威信と地位の向上が図られたとの見解を述べました。

一方、カナダ共産党の党員フィリップ・フェルナンデス氏はベトナムが収めてきた大きな成果に対するベトナム共産党の欠かせない指導役を強調するとともに、国際社会におけるベトナム威信と地位向上は世界情勢が複雑に推移している背景の中で打ち出されたベトナム共産党の効果的な国際参入政策を立証したものであるとの意見を出しました。また、先頃、ベトナムが国連加盟193カ国の中の192カ国の票を受けたという高い得票率で2020年~2021年期の国連安全保障理事会非常任理事国に当選したことはベトナム共産党に対する国際社会の信頼を示したとしています。

こうした中、エジプト共産党のSalah Adly Abdelhafiz党首は「ベトナム共産党は大きなシンボルである。ベトナム共産党の指導の下、ベトナム国民は豊で幸せな生活を送れるようになった」との見解を示しました。

(テープ)

「ベトナム共産党はベトナムを全面的な成功に導きました。党の正しい指導により、社会主義制度の構築が進められ、国民の生活水準の改善が図られました。各国の共産党はベトナム共産党の経験、特に党と国民のとの関係やコンセンサスの維持を学びたいと思います。」

他方、オーストラリアのニューサウスウェールズ大学のカール・セイヤー教授は外国による統治からの解放と統一、独立のベトナムの創立などにおけるベトナムの指導役を強調しました。また、1986年末に、ベトナムはドイモイ=刷新事業を打ち出し、その実施を成功させました。1988年5月、ベトナム共産党政治局は新たな状況における対外政策・任務に関する決議13号を採択しました。この決議は多国間対外政策の実施を通じて、経済発展を優先させるという方針を決めたとしています。

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