9月始め、国内の世論は、中部ゲ・アン( Nghe An) 省ギロック( Nghi Loc) 県ギフォン( Nghi Phuong) 村の幾人かのキリスト教徒が、地元の行政機関の活動を妨げ、それによって幹部が逮捕され、公共秩序を混乱させたことに対して不満を表わしました。捜査機関はこの事件を法律に従って取り締まるための捜査をしています。

仏教、キリスト教、儒教、道教、イスラム教など、すべての宗教は尊重されるべきものですが、信者の方針はいずれも善意を持って生活するということです。しかしながら、宗教を利用して、道理に反する行為を行うことは好ましいものではありません。ですから、すべての宗教の信者はまず始めに、ある国の国民であるのです。市民であるならば、その国の法律を遵守する義務があります。行政機関のすべての決定は、それが直ちにすべての人々の賛同を得られるという意味ではありません。そのため、ベトナムでは陳情体制を制定し、市民はこれらの体制の枠内で自分の意見を述べることができます。
先頃、中部ゲ・アン省ギロック県ギフォン村のキリスト教徒数人が、故意に他に怪我をさせたことと、公共秩序の騒乱という行為により、ゴ・バン・コイ( Ngo Van Khoi) グェン・バン・ハイ( Nguyen Van Hai)の二名が起訴、拘束されたことに異議を表明するならば、その異議は法律の手続に従って実施されるべきです。この二人の行為が犯罪か否かは法律の判決により決定されるからです。
法律を遵守することは「悪」を避けて「善」 を行うための一方法です。法律に違反するすべての行為は法律に従って処分されるべきです。すべての人々は宗教に対する信念のほか、法律を信じなければなりません。