29日ハノイで開催中の第13期ベトナム国会第4回会議では国会や人民評議会が選出・承認した役職者の信任投票に関する決議案について討議が行われました。国内の有権者はこの決議案に対し深い関心を示しています。

有権者の大部分は国会や人民評議会が選出・承認した役職者の信任投票が必要で、国会と人民評議会の活動の刷新を示しています。北部港湾都市ハイフォン( Hai Phong) のゴ・クェン( Ngo Quyen)区の定年退職者チャン・タイン・バン( Tran Thanh Van)さんは「この活動の実施により、各レベル政権の役職者の業務能力の向上に寄与する」と述べ、次のように語りました。
(テープ)
「私はこの決議案を支持します。しかし、すべての行政レベルで実施されるべきで、その信任投票の結果を有権者に周知させなければなりません」チャン・タイン・バンさんはこのように語りました。
国会や人民評議会が選出・承認した役職者の信任投票手続き・方法案について意見を付与した際、ハノイ市バ・ディン( Ba Dinh)地区人民評議会のグェン・チョオン・ズン( Nguyen Trong Dung) 議長は決議案には「信任票の確認」と「信任投票」という2つの手続きがありますが、信任票の確認が意見聴取のためですので、信任の低い者に対しては、2回目の信任票の確認を待たずにすぐに信任投票を行う」と述べ、次のように語りました。
(テープ)
「信任票の確認の実施時期としては、毎年実施されるべきであり、その直後、すぐに信任投票を行いますが、投票を行う前に、本人の説明報告に耳を傾ける必要があります」グェン・チョオン・ズン議長はこのように語りました。
一方、ハノイ市祖国戦線委員会のグェン・スアン・ディプ( Nguyen Xuan Diep)副議長は国会が選出・承認した役職者の信任投票の手続きについて、次のように語りました。
(テープ)
「信任投票を行う手続きは信任票の確認の手続きより重要です。信任票の確認は意見聴取のためで、投票は続投か否かの同意を得るためのものです。
そのため、信任投票を行う手続きは信任票の確認の手続きより厳格に実施されなければなりません」
グェン・スアン・ディプ副議長はこのように語りました。
全国の有権者はこの決議案が第13期ベトナム国会第4回会議で採択され、そして、各レベルの行政府の役職者の能力向上に寄与することを期待しています。