政府・行政機関の管理職人選に関する刷新

今年11月までに、「政府・行政機関の管理職人選に関する試験的刷新」草案が完成される予定です。この草案の実施は、公務員・公務制度の改革、幹部戦略の実施に寄与するものと期待されています。

2020年までの幹部戦略実施の継続に関する第10期ベトナム共産党第9回総会の結論では、ベトナム共産党は上記草案の作成について合意しました。また、2011年から2020年までの行政改革総合プログラムでは、政府は「幹部・公務員の質向上へ向けた任務の一つとして局長レベルの指導者、管理者を務める幹部の採用試験である」と確定しています。

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草案の作成中央指導委員会会議

内務省が作成するこの試験的刷新」草案は、党と国家の直轄機関、政治社会組織における局長、副局長、センター長、副センター長、課長、副課長など管理職の人選の刷新について集中的に研究することになります。これについて、同草案の作成中央指導委員会副委員長を務めるチャン・アン・トアン内務次官は次のように語っています。(テープ)

「主要な目標は、局レベル、課レベルの指導者、管理職の人選を刷新することです。それを基に、道徳と才能を兼ね備えた質の高い幹部、公務員を構築することです。この草案の新たな点は、段取りや手続き、局レベル、課レベルの幹部人選のあり方の作成が公開され、どのようにすれば明瞭度が確保されるかということです。」

トアン次官はこのように語りました。

実際は、道徳と才能を兼ね備えた幹部を選ぶためには、明瞭で公開された採用試験を通して、幹部採用を刷新させる必要があるということです。クアン・ナム省内務局のグェン・フウ・サン局長は次のように語りました。(テープ) Sang

「現在、ベトナムが局レベル、課レベル指導者の人選のあり方を試験的に刷新することは突破口となっています。局・課レベルの幹部を公開的かつ、明瞭度で民主的で公平に行なうことは道徳と才能を兼ね備えた人を選ぶことになるでしょう。こういうあり方は道徳と才能を兼ね備えた人を重視することです。また、幹部の効果的採用は経済社会の発展に寄与するものと期待されています。」

サン局長はこのように語りました。

 世論は「政府・行政機関の管理職人選に関する試験的刷新」草案がホーチミン思想を具体化させることであると認めています。というのは、生前、ホーチミン主席は「幹部は全ての活動の源である」としていたからです。現在でも、全国では「ホーチミン主席の道徳を見習おう」という運動を幅広く実施しています。そこで、この草案は、新たな段階における幹部の評価、配置及び使用作業にとって突破口となるでしょう。

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