1987年に師範大学を卒業した若い教師のハーさんは、最初バク・クアン県にあるバク・クアン中学校に派遣されました。その後、イエン・ソン県のソンロ中学校に文学教師として赴きました。20年余りにわたって、ハー先生は、熱意をこめて講義のあり方を常に刷新してきました。ハー先生の講義は常に生徒を興奮させています。ハー先生は次のように語っています。
(テープ)
「私にとって、常に専門を第一です。他に、本科の授業以外の活動などにも関心を持っています。特に、現代的な方法で電子講義のあり方に接近してから、私は以前より授業に夢中になっています。」
ハー先生はこのように語りました。
ハー先生が担当してきた「グラフ理論の導入」という省レベルの科学研究の題材は、2009年10月からトゥエン・クアン省内の中学校の文学講義で展開されました。現在、この題材は、トゥエン・クアン省だけでなく、多くの地区でも導入されるようになりました。ハー先生について、生徒グェン・トゥ・ハンさんは次のように語っています。
(テープ)
「ハー先生の授業では、先生の熱心さと共に、工夫した教材を利用した現代的な学習方法で学べます。ハー先生は、私達に教科の内容をよく理解させるように、ビデオクリップや生き生きとした映像を用いて教育を行ないます。」
ハンさんはこのように語りました。
一方、ソンロ中学校のグェン・ディン・ティ校長は次のように語りました。
(テープ)
「ト・ハーさんは、優れた教師であると同時に、学校の積極的な労働組委員でもあります。彼女は、情報技術の導入に先駆ける教師の一人です。毎年、ハー教師に教わった多くの生徒は、省レベルでも国レベルでも「優秀な生徒」という称号を与えられていますよ」
ティ校長はこのように語りました。
ゴ・ティ・トゥ・ハー教師の勤勉さと創意工夫を凝らした授業のおかげでソンロ中学校の名が広まり、全体に寄与することでしょう。
(記者:トー・トアン)