全国各地にあるそれぞれの居住地で拡声器が設置されたのは新型コロナウイルス感染症予防対策に関する宣伝啓もう活動に有利な条件を作り出しています。

（現場のテープ）

毎朝7時になると、ハノイ市カウザイ地区にあるチュンホア区の民間警備班のメンバーは一日の仕事を始めます。彼らはバイクに拡声器を載せて、各地区の至る所に行って、新型コロナウイルス感染症予防対策に関する宣伝を行っています。そのメンバーの一人は次のように語りました。

（テープ）　

「私たち2人は2手に分かれて、通りの偶数番地の家と奇数番地の家に行きます。毎日、朝と夕方に2回行きます。朝と夕方に、それぞれ6か所に停まって、拡声器で新型コロナウイルスに関する情報を伝えます。」

各地区に設置された拡声器が宣伝する内容は豊富で、常に新しい情報がアップデートされるので、住民の注目を集めています。ハノイ市カウザイ地区に住んでいるチャン・ミン・ロアンさんは次のように語りました。

（テープ）

「拡声器の宣伝はとても役に立っています。拡声器の内容を聴くと、新型コロナウイルスの予防方法を理解でき、感染から自分を守ることができるようになります。今、新型コロナウイルスが複雑に推移しているので、すべての人々がこの感染症の予防方法を理解しなければならないと思っています。忙しい時や、移動中だったり、テレビを見たり、新聞を読んだりできない時は、拡声器からの情報を聴きます」

拡声器が提供している情報を通じて、各地の住民は新型コロナウイルスの感染状況を理解した上で、自分の生活や生計の計画を自分なりに作成できます。ハノイ市ホアンキエム地区に住むグエン・テイ・ザオさんは次のように語りました。

（テープ）

「地元の拡声器は新型コロナウイルス感染症の予防方法を案内しています。拡声器が提供する情報は具体的、かつ、毎日、アップデートされるので、役に立ちます。これにより、私たちは新型コロナウイルス予防対策を安心して実施しています。」

新型コロナウイルスが流行している中で、各地区の拡声器は主となる宣伝の手段となると言えるでしょう。