(VOVWORLD) -新型コロナウイルス感染症を効果的に対応するために、ベトナムは、様々な研究を実現してきました。
ベトナムは新型コロナウイルス検査キットを開発した世界有数の国の一つとなっています。このキットは保健省の許可を受け、量産され、国内での新型コロナウイルス感染の有無を判定するとともに、各国の新型コロナウイルス感染症との闘いに貢献するため、輸出されるとしています。このキットは軍医学院とベトア技術株式会社が1か月にわたり、共同で行ってきたリアルタイムPCR法の検査キット開発に関する研究の成果です。
また、ベトナムは、陽性診断の患者対応でロボットを活用しています。隔離室での掃除、配達などを担当するロボットの導入は、医師や看護師の負荷軽減と感染抑制に貢献することです。中央熱帯病病院の元院長であるグエン・バン・キン教授は次のように明らかにしました。
(テープ)
「中国は、食べ物や患者ケア、体温計測用のロボット製造に人工知能やインダストリー4.0を導入してきました。ベトナムは、アジア・太平洋ロボットコンテストに参加するたびに、いつも受賞しています。ベトナム人はロボットを製造できる可能性があります。そこで、現在の状況の中で、医療用ロボットを導入することは、感染拡大の対策に役立つことでしょう。」
その一方で、多くの企業は、 移動型殺菌キャビンや、自動手洗い機などを製造しています。新型コロナウイルス感染症予防対策国家指導委員会は、この疫病の感染拡大を防ぐため、全国民に対する電子医療申告を発動しています。ハノイ市民の一人は次のように語りました。
(テープ)
「全国民の電子医療申告を導入することは、よく行き来している人々にとって有益だと思います。また、これを通して、自分の健康状態が悪くなったら、医療スタッフからの助言を早めに受けることもできます。」
ベトナムがとっている措置は、新型コロナウイルス感染症の抑制に積極的に貢献していることです。