
11月18日のベトナム祖国戦線の全身であるベトナム統一民族戦線創設83周年を迎えるに当たり、この数日間、全国各地では、団結祭りが頻繁に行われています。この催しは、大団結の精神を高める適切な活動であると見なされています。
団結祭りでは、民衆文芸公演や愛国競争運動の実施状況の総括、「居住地における精神的文化生活作りへ向けて全国民の大団」という運動で立派な業績を収めた人々の表彰式などが行われます。
ハノイ市の団結祭りに参加したグェン・シン・フン国会議長は「全国民の大団結は国民各層の力を集合し、全民族の力を作り、ベトナム民族に勝利を与えてきた主要な要素である」と強調し、次のように語りました。
(テープ)
「大団結は一世帯、一つの村に限らず、全国、全民族で行われるようになりました。大団結の最終の目標は全国民が暖衣飽食の生活をするということです。ホーチミン主席とベトナム共産党は、民族の大団結を早くに継承し、『団結、団結、大団結・成功・成功・大成功』という言葉を出していました。」
ベトナム祖国戦線は党の路線や主張、国家の政策と法律の宣伝、及び愛国競争運動などの実現を通して全国民の大団結精神を作り出す組織です。国のドイモイ刷新事業において、ベトナム祖国戦線は経済発展、飢餓貧困の解消、恩に報いる運動、支援活動などを全国規模で繰り広げました。各レベルの祖国戦線は、各レベルの党委員会、行政府と共に、「ホーチミン主席の道徳を見習おう」という運動を幅広く展開してきました。その他、ベトナム祖国戦線は1992年憲法改正案への意見集約、党の決議の履行などの活動にも積極的に参加してきました。
ベトナム祖国戦線中央委員会のグェン・バン・ファ副委員長は「各地の大団結運動を成功させた要素は、各レベルの党と行政府、幹部、党員が民主主義的な規制を良好に実現したためである。それは国民の主体的かつ積極的な役割を活かしたこと。国民が自分が住む居住地での問題の解決に直接に討議しあい、決定することができるようになったことだ」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「最も重要な要素は、各レベルの党委員会の緊密な指導、各レベルの行政府の連携ということです、同時に、小さな問題が発生すると、直ちに調査、解決されるようになりました。現地住民の要求に基いてその問題をきちんと解決したら、民主主義はより良好に発揮されることでしょう」
実際、全国民の大団結の構築と発展は、居住地から発しなければならないことが分かりました。それぞれの良好な運動は、全国規模の愛国競争運動を成功させる重要な原動力となります。今年の大団結祭りでは、グェン・シン・フン国会議長はそれぞれの居住地において大団結を構築、発展させることは重要なことであると示してきました。それぞれの優れた居住地では、民族大団結は強固となり、その上に、ベトナムの経済社会発展の任務はきっと立派に果たすことでしょう。