先頃行われた第11期ベトナム共産党中央委員会第5回総会で、「汚職・浪費防止対策に対する党の指導力の向上に関する第10期ベトナム共産党中央委員会第3回総会の決議を引き続き実施する」という結論が取り上げられました。
また、総会では、「この間、汚職・浪費防止対策活動は様々な成果をあげたが、日増しに複雑化する、多くの分野、部門に広がる、党の指導および国家管理に試練をもたらす」と確認しました。
これにより、各レベルの共産党委員会、各機関の役割と責任の向上や幹部組織活動に関する政策の厳格な実施、有権者の監査役割の強化などの6つの主要な措置が出されました。第5回総会の閉会演説で、ベトナム共産党のグェン・フ・チョン書記長は次のように語りました。
「テープ」
「私たちはベトナム共産党第11回大会および第4回総会の決議に基づいて汚職・浪費防止対策活動を堅持・強化する必要があります。また、第10期ベトナム共産党中央委員会第3回総会が提起した任務および措置の実施を第11期ベトナム共産党第4回総会の決議の実施と結び付けなければなりません。各機関の指導者の役割を向上させながら、経済社会に関する政策および法律を完備し、国会、人民評議会、祖国戦線、国民および世論の監査役割を発揮する必要があります。」
チョン書記長はこのように語りました
第5回総会で、ベトナム共産党中央委員会は政治局所の属汚職防止対策指導委員会を設立することを決めました。これは汚職防止対策活動の効果をあげるための重要な決定となっています。
この活動では、才能と道徳を兼ね備えた幹部が求められています。これについて、ホーチミン市人民委員会のレ・ホァン・クァン委員長は次のように語りました。
「テープ」
「毎年、党員を評価する活動で、汚職防止対策におけるその党員の活動を評価することはその評価のひとつの標準でなければならないと思います。各レベルの委員会は汚職防止対策に積極的に参加する場合、国民の信頼感も高まります」。
クァン委員長はこのように語りました
汚職・浪費防止対策は緊急的かつ長期的な任務です。そのため、それぞれの党員、幹部は汚職防止対策に関する第10期ベトナム共産党中央委員会第3回総会の決議を確実に実施するとともに、「ホーチミン主席の道徳を見習おう」運動に積極的に参加する必要があります。