(VOVWORLD) -現在、ベトナムでは第12回党大会と党建設の差し迫った問題に関する第11期党中央委員会第4回総会決議を基礎に、汚職防止対策を実施しています。
汚職防止対策中央委員会第12回会議
(写真:noichinh.vn)
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汚職は世界各国で発生している社会悪の一つですが、他の発展途上諸国と同様に、ベトナムは汚職防止対策を政権と社会全体の重要で、日常的な任務として位置づけています。
汚職は制限されつつある。
汚職防止対策はベトナム共産党が創立された1930年以来実施されてきました。これまで、ベトナム共産党と政府は汚職防止対策に関する多くの政策や体制を制定しており、その中で、人民各層が積極的にこの事業に参加できるように有利な条件を作り出しています。
この事業における党と政府の政治的決意、中でも、汚職防止対策の任務を担当する機関や組織、中央と地方レベルの訴訟機関の努力、及び、祖国戦線、政治社会組織、国民、報道機関の積極的な参加は汚職防止対策事業に大きく貢献してきました。
これにより、ベトナムでの汚職防止対策は初歩の段階で抑制されてきました。これまで、多くの深刻な汚職事件が摘発され、厳格に処罰されました。これは政治的安定と経済社会の発展の確保、党と政府に対する人民の信頼の強化に寄与しています。
汚職防止対策は当面の任務であり、長期的な任務でもある
ベトナムは汚職防止対策がこれまで達成した成果を活かして、汚職防止対策に関する党と政府の政策や法律の制定、改正、完備に引き続き全力を尽くしています。その中で、ベトナムは党内の規制の作成、幹部、党員、指導者に適用する原則や基準、国の建設綱領、及び、2013年憲法、第12回党大会の決議に基づき、経済社会管理体制と汚職防止体制を完備させます。
それに加えて、汚職防止対策に関する各レベルの党委員会の指導者、党員、幹部、行政府、機関などの役割と責任感を高めるための対策をとります。これと同時に、ベトナムは汚職防止対策に関する国際協力の効果向上に努力しています。ベトナムは国連腐敗防止条約を決められたロードマップにより、ベトナム法律と条件に合わせて実施する計画があります。
汚職防止対策に関する党の決議の実施により、汚職に違反する幹部や党員の数は減ってきました。行政機関に務めている職員の責任感も高まってきました。第12期党中央委員会第4回総会決議は汚職防止対策に関する具体的な任務を出すことから、今後も、ベトナム共産党と社会全体は引き続き汚職防止対策に全力を尽くしていきます。