(VOVWORLD) -コロナ禍の影響を受けている多くの労働者海外派遣企業は事業活動の維持にあらゆる手を尽くしています。
新型コロナウイルス感染症の影響により、労働傷病軍人社会事業省は今年、ベトナム人労働者9万人を海外へ派遣する目標を掲げています。これは2020年の数と比べて4万人減ということです。派遣先は、安定した高い収入がある労働市場です。また、ベトナムは海外へ派遣される労働者を対象に、職業技能と外国語教育を進めています。
コロナ禍の影響を受けている多くの労働者海外派遣企業は事業活動の維持にあらゆる手を尽くしています。アジア人材育成有限会社のフアン・テイ・ハイ・アイン社長は「2020年、弊社は日本に100人の労働者を派遣しており、目標値の3分の1が減っている。コロナ収束後、労働者を海外へ派遣する準備のため、職業技能と外国語教育を進めている」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「現在、日本からの注文をたくさん受けています。ベトナム人労働者を募集する需要は高いです。新型コロナウイルス感染症が収束したら、400人から500人を日本に派遣することを望んでいます。日本に派遣される労働者の職業技能と外国語能力を高めるため、現在、私たちは職業技能と外国語教育を進めています。」
一方、労働傷病軍人社会事業省所属海外労働者管理局は労働者海外派遣企業に対し、当面、オンライン形式で、労働者の職業技能と外国語教育を行うと共に、ベトナム人の労働者が合法的、かつ、無事に入国できるように労働者を受け入れる海外当事者と話し合うよう提案しました。海外労働者管理局のグエン・ザー・リエム副局長は次のように語りました。
(テープ)
「海外労働者管理局は安全で、高い収入があると共によい労働条件に恵まれた労働市場を探るため、関連各機関と協力します。これと同時に、海外へ派遣されるベトナム人労働者の権利を確保するため、各国と協力して、万が一の場合に発生する問題の解決に関する合意書や協定を締結します。その他、私たちは海外へ派遣される労働者の職業技能と外国語能力の向上に全力を尽くします」
労働者海外派遣企業のこれらの取組により、新型コロナウイルス感染症の収束後、ベトナムは海外へ多くの労働者を派遣することでしょう。