牽引役としての役割を果たす外交部門

(VOVWORLD) -既にお伝えしましたように、14日、ベトナム共産党政治局、書記局の主催により、第13回党大会決議を展開する全国外交会議が対面とオンラインで行われました。
   牽引役としての役割を果たす外交部門 - ảnh 1チョン党書記長

この会議は、世界、地域、そして国内が様々な試練、特に、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに直面している背景の中で開催されました。そこで、会議は、ベトナムの発展事業に対する重要な意義を持つ歴史的な出来事であると評されています。

会議で発言に立ったグエン・フ・チョン党書記長は、ベトナム民族色豊かな文化を持つ外交部門を発展させる必要がある。その対外活動は、時代の要求に応えると共に、国の発展事業の役に立たなければならない。」と強調しました。

また、チョン書記長は、「国家、民族の利益を保護することは、新たな任務ではなく、ベトナム民族の数千年の歴史の伝統である」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「数千年にもわたる国の建設と防衛の歴史の中で、独立、自強、及び、国益の確保は、不変な原則の存在であり、我々の全ての活動の指針とされています。我々の先祖代々は、国の独立、主権を守る為に、勇敢に戦う傍ら、常に、対外活動を注視しており、ベトナムの外交部門の独自性を確立しました。対外活動を通じて、戦争を防止し、または、戦争を早めに終結させることや、対外活動は、祖国の建設防衛事業に良好に奉仕しなければならないという私たちの先祖代々の思想、哲理は、今なお保たれています。」

ベトナムが、国際社会に広範に参入している背景の中で、国、民族の利益を保護する任務は、さらに重視される必要があります。チョン書記長は、「独立、自主、平和、発展、全方位、国際関係の多様化という対外政策を堅持し、国際社会への主体的かつ積極的な参入を進めてゆく。また、対外活動は、新たな時期の実情に沿って展開される必要がある」と強調しました。

チョン書記長は次のように語りました。

(テープ)

「今後の主要な任務は、多国間フォーラムの重要な成果を発揮することや、パートナーと連携して、ベトナムの採択されたアイディアの遂行を推進することです。また、対外活動、特に、経済、文化、政治、安全保障、国防などの分野において各国との協力関係を拡大させることも重要です。近隣諸国や大国などとの関係を深化させ、政治的信頼をさらに強化し、全ての分野における協力を促進すると同時に、協力と友好の精神で、国際法に沿って対立や問題点を解決しなければなりません。」

さらに、チョン党書記長は、「地域と国際情勢が引き続き複雑に推移している背景の中で、対外活動は、平和・安定した環境を確実に保ち、祖国の建設防衛事業に貢献し、社会経済発展に関する戦略的な任務を履行しなければならない」と語りました。

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