(VOVWORLD) - 8日、ハノイで第13期党中央委員会第8回総会の閉会式で、発言に立ったグエン・フー・チョン党書記長は年末までの数カ月、および2024年に、全党、全軍、全国民が実施すべき任務は第13回党大会決議の完遂に重要な貢献をすると強調しました。
チョン書記長によりますと、今総会で取り上げられた社会経済開発や社会政策の改善、知識人の育成に関する政策、任務、目標や新たな段階における祖国の防衛戦略を効果的に展開する必要があるとしています。
社会政策の改善・刷新
今総会では新たな段階における祖国の建設防衛事業の要求に応えるような社会政策の改善・刷新に関する決議が発布されました。これは第11期党中央委員会第5回総会決議と比べ、多くの重要な内容が継承・補足・刷新されたとしています。チョン書記長は次のように語りました。
(テープ)
「今回の決議は2045年を見据えた2030年までの祖国の建設防衛事業の要求に応えるような社会政策や社会政策の改善・刷新に集中するものです。また、アプローチ方法は確保と安定から安定と開発へと調整され、持続可能な社会開発を管理し、全国民が社会福祉の恩恵を受け、社会・人間の安全保障を目指します」
民族大団結の発揮
また、チョン書記長は民族大団結が貴重な伝統であり、ベトナム民族の国家建設防衛の歴史で常に発揮されていると強調し、次のように語りました。
(テープ)
「新たな発展段階において民族大団結を発揮し、社会コンセンサスを強化するとともに、愛国心、自力自強の精神、民族自尊心、信念、貢献する意欲を芽生えさせる必要があります。これは2030年までにベトナムが近代的工業を有する上位中所得の発展途上国に、2045年までには社会主義を志向する高所得の先進国になるという目標の達成に貢献するでしょう」
このように語ったチョン書記長は目標の達成を目指し、これからも民族大団結を発揮し、党建設・綱紀粛正、政治システムの健全化を継続するとともに、党の指導的かつ先駆的な役割を確保するよう求めました。
新たな段階における知識人の育成
今総会で党中央委員会は知識人の育成や人的資源の開発、第4次産業革命への主体的かつ積極的な参入、工業化近代化事業と文化振興、新たな段階におけるベトナム人づくりの促進に関する決議を発布する必要があることで一致しました。チョン党書記長は次のように明らかにしました。
(テープ)
「ベトナムの知識人は質が高く、創意に富んだ労働力であり、ドイモイ=刷新事業に直接に参加し、国の建設発展に貢献する人々です。また、知的水準の向上、あらゆる分野に携わる人材の育成、国の迅速かつ持続可能な発展の促進に尽力し、労働者階級、農民、知識人の連携の強化で重要な役割を果たす人物でもあります。これをよく認識し、思考と行動を刷新しなければなりません」
さらに、チョン書記長は第13期党中央委員会第8回総会の結果が国の包括的な刷新にモチベーションを与え、党と政治システムの健全化、迅速で持続可能な発展に貢献するとの見解を述べました。