第13期ベトナム国会第2回会議の質疑応答

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今回の国会会議は国の経済が多くの試練に直面している背景の中で開かれたものです。今回の国会はこれまでの経済社会発展任務の遂行における困難と試練、及び、経験を客観的、かつ全面的に分析したことを基礎に、2012年と今後の目標を設置しました。グェン・シン・フン国会議長によりますと、今回の国会会議では会議の準備から開催に至るまで多くの改革を行なったと述べ、次のように語りました。

(テープ)

「質疑応答では国の差し迫った問題が集中的に取り上げられました。質疑応答に関する刷新は適切な効果を挙げ、国会議員と有権者の支持を受けています」

フン国会議長はこのように語りました。

今回の質疑応答にはインフレの抑制、銀行システムの再編、物価管理、交通事故と交通渋滞の緩和、農業、農民、農村への投資政策などの問題に関する質疑が答弁されました。国会事務所のグエン・ハイン・フク主任は今回の国会の質疑応答は前回と比べて大きく改善されたと述べ、次のように語りました。

(テープ)

「今回の質問には問題が取り上げられる段階から刷新されました。扱う問題の選択は国会議員の意見に沿って行なわれました。その目安はこの問題について質疑をすると共に、有権者の多くが関心を寄せている問題であるということです。」

フク主任はこのように語りました。

又、答弁に対し閣僚らは率直、かつ責任感を持って臨みました。中部クアン・ビン省の祖国戦線委員会のファム・ドク・トゥオン副委員長は次のように語りました。

(テープ)

「今回の国会の答弁に参加した閣僚は国民が関心を持っている諸問題に関する質問を率直、かつ明確に答弁し閣僚としての責任感を示しています」

ファム・ドク・トゥオン副委員長はこのように語りました。

今回の国会で、グェンタンズン首相はホアン・サー群島に対するベトナムの主権について触れました。国会でこの問題が取り上げられるのは今回が初めてです。この問題についてズン首相は「ホアン・サー群島に対するベトナムの領有権を改めて強調すると共に、ベトナムはこの領有権を裏付ける歴史的、法律的根拠を十分に持ち合わせていることを明らかにしました。

今回の国会の答弁を通じて、政府の閣僚らを始め、国会議員に対する全国の有権者らの信頼が深められることにつながることでしょう。

 

 


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