29日、第13期ベトナム国会第6回会議が議事日程より1日早く閉幕しました。会議では、改正憲法、改正土地法などが採択されました。会議の結果は2011・2015年期の5カ年計画の遂行に寄与すると同時に、向こう数年間の国の発展事業の前提を作り出しています。
また、今回の会議では、節約実行・浪費防止法、市民面接法などの重要な法案が討議、採択されました。特に、改正憲法と改正土地法が賛成多数で採択されました。
中部ダクノン(DacNong)省選出のトン・ティ・ゴク・ハイン議員は次のように評価しています。
(テープ) hanh
「第6回国会会議は複数の重要な法案を採択した会議でした。今回の会議は効果的でかなりハイレベルな内容でした。会議で出された問題が迅速に展開され、国の発展に応えられるよう希望しています」
今回の会議で採択された3件の決議は経済社会発展目標の達成に重要な基礎を作り出してきたと期待されています。
2013年度国家予算案の調整、及び2014年度国家予算案に関する決議を採択したことで、国会は2年間分の国家予算の支出超過の上限をGDPの5,3%に引き上げることを決定しました。
また、2014年度の経済社会発展決議に基づき、国会はGDPの成長率を年平均5,8%に、消費者物価指数の年平均増加率を7%にすることを決定しました。
さらに、国会は、貧困解消、雇用創出の継続、文化・教育養成・医療・環境・建設及び新農村発展に関する課題の効果的実現という目標を掲げています。国会は、2014年~2016年期の政府債券の追加発行と配分に関する決議を賛成多数で採択しました。
中部クアン・ガイ(QuangNgai)省選出のグェン・カオ・フック議員は次のように語りました。
(テープ) phuc
「2014・2015年度に経済成長の回復にさらに配慮し、総供給額を増加させる必要があります。現在、総供給と投資の増加は重点工事への投資を目指すため、相応しい措置であると思います」
また一方、今回の会議では、2人の新副首相が選出されました。そして、2009・2012年期の医療保険に関する政策、法律の履行、汚職防止対策、第3回、第4回、第5回の各期の国会会議の質疑応答に関する国会決議の実施など有権者の関心事となる内容の監視活動を行いました。
重要な結果を収めた第13期国会第6回会議は国の発展事業に重要な役割を果たすと期待される事でしょう。