第9回ASEM首脳会議へのベトナムの参加

5日午前、ラオスの首都ビエンチャンで、「平和のための友情、繁栄のためのパートナーシップ」をテーマにした ASEMアジア欧州会議の第9回首脳会議が正式に開幕しました。ASEM加盟諸国の首脳50人とともに、ベトナムのグェン・タン・ズン首相率いる代表団がこれに参加しています。

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世界経済が多くの困難に直面している背景の中で開催されている今回のASEM首脳会議は経済回復、経済成長モデルの移行などを集中的に討議を行います。今回の首脳会議で、バングラデシュ、ノルウェー、スイスのASEMへの加盟が実現されます。

ASEMへ加盟して以来この16年、ベトナムはASEMの協力事業に大きく貢献してきました。ベトナムは2004年にASEMの第5回首脳会議の主催を成功させたほか、幾度も、ASEM外相会議を主催し、ASEMの協力事業に関する多くの文書を提案しました。これまでにベトナムは文化、教育、医療、交通運輸、エネルギーの安全保障などの分野におけるASEM内の協力を強化するためのおよそ10件の構想を出しました。

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ズン首相とロンパイ欧州理事会議長

先頃、ハノイで行われたASEMの労働と雇用担当大臣による第4回会議で、ベトナム労働傷病軍人社会事業省のファム・ティ・ハイ・ツエン( Pham Thi Hai Chuyen)大臣は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナム政府は国家雇用プログラム、青年を対象にした職業教育、雇用創出と貧困解消の両立など雇用を創出するための様々なプログラムを実施しています。また、ベトナムは失業保険の実施と雇用創出サービスの能力向上に取り組んでいます」

ファム・ティ・ハイ・ツエン大臣はこのように語りました。

ASEM内の協力の一環として、ベトナムはASEMの加盟諸国とともに、ASEM協力に関する多くの文書を採択しました。ASEM内の協力はベトナムの経済社会発展事業に重要な役割を担っています。ベトナムが戦略的パートナー関係を樹立した国々はASEMの加盟国です。

また、ASEM加盟諸国はベトナムに対する直接投資とODA政府開発援助を行う最大の相手国です。そのため、ASEMへの前向きな参加により、国際社会におけるベトナムの地位が向上されるだけでなく、アジアと欧州諸国とベトナムとの関係強化に寄与しています。

そのため、ASEMの第9回首脳会議に参加しているベトナムはASEM加盟諸国と協力して、この会議の成功に全力を尽くします。

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