ベトナムは2007年～2020年までの国家管理分野における行政手続き簡素化計画を成功裏に実現したことにより、4800種類の行政手続きが簡素化されました。また、2016年～2020年までの期間に、3900種類の経営条件、6800種類の製品の品目の検査工程が削減されました。

政府事務局のマイ・ティン・ズン大臣は「体制改革、経営環境の改善、競争力の向上に関する共産党と政府の主張を実現するため、政府は2020年から2025年までの経営規定の簡素化・削減計画、いわゆる決議第68号を発布した。その目的は経営活動に関する手続きの20％の削減につながる」と明らかにし、次のように語りました。

（テープ） 

「決議第68号に定められる経営規定の簡素化・削減計画を精力的に実施しなければなりません。しかし、経営規定をきちんと点検しなければ実施できないと思います。これと同時に、行政手続きの電子化を強化する必要があります。」

一方、ベトナム商工会議所のブ・ティン・ロック会頭は「2020年から2025年までの経営規定の簡素化・削減計画の実施は企業の今後の発展に有利な条件を作り出す」と明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「実際、一つの許可証や経営条件だけが企業の事業活動を妨げるだけでなく、企業が順守すべきより詳細な規定も企業の事業活動に支障をきたします。決議第68号には多くの前向きな内容があります。これは一つの種類の許可証や経営条件だけ、経営活動に関するすべての規定が緩和されるということです。」

政府が行政手続きの簡素化を強化することは企業を始め、国民全体の支持を得ています。ベトナムが世界の多くの国々と自由貿易協定を締結している背景の中で、これは国内企業がさらに発展するチャンスとなることでしょう。