繁栄のアセアン共同体作りについて

8月8日はアセアン=東南アジア諸国連合創設45周年記念日を迎えました。45年前の1967年に タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポールの5カ国が東南アジアの地域協力機構を設立し、域内の経済成長、社会文化の発展、政治経済の安定が目的としました。

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現在、加盟国は10カ国になっており、「友好・信頼・団結・未来志向」という精神で、相互関係を益々発展させています。また、内政不干渉、共同利益のためという精神を基に、アセアンは世界の平和、オープン、親善及びダイナミックな地域であると評されています。特に、全ての衝突、紛争を平和的な交渉で解決する立場で、アセアンはアジア太平洋地域と世界の安定に寄与しています。

アセアンは加盟各国の指導者による対話を通じて域内の団結を強化するともに、アセアン+1、アセアン+3、EAS東アジア首脳会議、ADMM拡大アセアン国防相会議などの開催を通じてさらなる協力関係を積極的に強化させています。

これは域内の信頼感を作りながらも、それぞれの国と全地域の安全保障に向け伝統と非伝統の試練に対応するためのものです。ベトナム外務省のファム・クァン・ビン副大臣は次のように語りました

「テープ」

「平和、安全、安定及び発展はアセアンの最高目標となっています。これにより、アセアンは域内の規範を主動的に作成しました。アセアン加盟諸国だけでなく、アセアン諸国と関係を結ぶ相手国はその規範の実施を重視しなければなりません。これらの規範は親善と協力条約やDOC南シナ海における関係国の行動宣言などです。その一方で、アセアンは政治、安全の対話に関する多国間フォーラムにおける主動的役割を果たし、紛争及び衝突を平和な措置、国際法で解決する主張を持っています」

ビン副大臣はこのように語りました。

DOCとともに、アセアンは南シナ海に関する6つの原則も採択しました。この原則は南シナ海における関係国の緊張を解くためのものです。現在、アセアンは解決すべきの様々な問題に直面しているにもかかわらず、達成した成果で、COC南シナ海行動規範が早期に調印され、南シナ海のための平和、安全をもたらすことを希望しています。

経済関係に関して、アセアンは加盟各国の格差の是正を主張しています。次期のアセアン事務局長を務めるレ・コン・フンベトナムアセアン友好協会会長は次のように語りました。

「テープ」

「アセアン諸国の連携は経済、政治面であるだけでなく、アセアン諸国間のコンセンサス及び文化、生活スタイルに関する和合でもあります。アセアン諸国の国民の相互理解を強化するためにどのようにすればよいか? 政治、経済、文化を柱にしたアセアン共同体作りに向け連携を強化するためどのようにすべきか?などはは国際社会におけるアセアンの地位を向上させる任務でしょう。」

フン会長はこのように語りました。

創立以来この45年、アセアンは成功した組織となっており、アジア太平洋地域と世界に重要な役割を果たしていると言えることでしょう。

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