芸術番組「平和の花のシーズン」・意義深いメッセージ
(VOVWORLD) -プログラムには南部解放からこれまでのホーチミン市の発展ぶりを音楽入りの物語で紹介します。
今月21日、ホーチミン市グェン・フエ通りの歩行者天国で、「ベトナムの若者・平和の物語」シリーズとして、「平和の花のシーズン」を銘打った2018年の芸術番組が開かれました。このプログラムは南部完全解放、祖国統一43周年を祝う活動です。プログラムには南部解放からこれまでのホーチミン市の発展ぶりを音楽入りの物語で紹介します。
Uni5ミュージックバンドと歌手ハー・アイン・トァン(真中) |
「平和の花のシーズン」と銘打った2018年の芸術番組は1975年の南部が完全解放されてから、こんにちに至るまでベトナムが歩んできた春を物語ります。この芸術番組はベトナムで最も活発に発展しているホーチミン市の平和への願望や国への愛を示すものです。芸術番組には伝統音楽と近代音楽が披露され、各世代のアーチストが参加しました。
この芸術公演に参加したUni5という若いミュージックバンドの一員は次のように語りました。
(テープ)
「この番組に初登場できたことを誇りに思っています。先輩と共に演じられたのは栄誉です。今後も、素晴らしい伝統が引き続き受け継がれることを望んでいます」
一方、この芸術番組で公演する若い男性歌手ハー・アイン・トァン( Ha Anh Tuan) さんは次のように語りました。
(テープ)
「この芸術公演で上演できるのは本当に貴重なものです。ですから、平和を物語るのは年齢を問わず、どの世代にとっても、心からの物語です。それぞれの世代は自らの価値があるのです。この芸術番組に若いアーチストも参加するので私達にとって大きな励ましとなります」
この公演を機に、組織委員会はホーチミン市と東南部各省に住んでいる優秀な学習成績を収めた学生100人分に総額10億ドン、約500万円相当の奨学金を手渡します。
なお、これまで、「ベトナムの若者・平和の物語」というプログラムはハノイ、ホーチミン市、東京、中部クアンチ省のチュオンソン戦没者共同墓地など5回にわたり披露されています。