1992年憲法の修正案

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すでにお伝えしましたように、現在、ベトナムは共産党第11回党大会の決議に基づいて、1992年憲法の修正を行っています。この修正案は年末に行われるベトナム国会会議に提出することになります。修正案は1992年憲法の主な内容に基づいて作成し、国民の意見集約を行います。この修正について、1992年の憲法修正指導委員会委員長を務めているベトナムのグェン・シン・フン国会議長は次のように語りました

「テープ」

「憲法の修正は極めて重要なことで、ベトナム共産党の指導を確保しながら、国民や科学者、管理者の意見を集める必要があります。修正案に関するシンポジウムの開催や国民の意見集約は集中的かつ民主的に行われなければなりません」

フン議長はこのように語りました

現時点で、憲法の修正案は27日ハノイで行われた憲法修正指導委員会の会議に提出されたばかりです。この修正案は11章、140の項目からなり、ベトナム共産党第11回党大会の決議、第11期ベトナム共産党中央委員会第2回総会と第5回総会で出された路線及び研究方法に従って作成されたのです。修正されるべき問題は9件で、社会主義へ進む過渡期の国の建設綱領を体制化させる目的としています。

この案の新たな点は国民の権限を憲法の実施と結ぶ基本的な原則を明らかにしながら、国家の権力や人間の権利の尊重・確保・保護などに関する問題の実施を行うことです。また、人権や人権に関する国際条約の実施におけるベトナム共産党と国家の主張、政策を体制化させることです。これらの新たな点は国会会議で検討・決定されることになります。

そのほか、国家機関の組織やその機関の権限、公民権、合法的財産所有権などに関する意見が相次いでいます。これについて、ベトナム司法省のホァン・テ・リェン(HoangTheLien)副大臣は次のように語りました。「テープ」

「1992年憲法の修正を主張したとき、この修正は憲法修正指導委員会と関連各機関に託されましたが、全国民の任務でもあります。ですから、憲法は基本法ですが、全国民、社会全体の意思及び願望を示すものとなります。全ての人々と組織はこの憲法の修正に関する意見を出すことが出来ます。そのため、憲法修正は重要な意義を持つ政治的活動であると思います」

リェン副大臣はこのように語りました。計画によりますと、1992年の憲法修正案は今年の10月に行われる国会会議に提出された後、全国民からの意見集約を行います。

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