
ベトナム外務省の本部
2012年、ベトナムの対外活動は第11回党大会の対外路線に基づいて活発に行われ、国の発展事業に対する有利な国際環境を作るとともに、国家の利益、領土保全、領有権の保護に積極的に寄与しました。
2012年、ベトナムの近隣国、アジア地域諸国、相手国の指導者によるベトナム訪問が頻繁に行われ、これらの国々とベトナムとの協力関係を一層強化させました。これについてベトナム外務省所属対外政策局のブ・ハイ・ビン(VuHaiBinh)局長は次のように語りました
「テープ」
「強調すべきことは二つあります。一つ目はベトナムを訪問する外国の訪問団は2011年と比べて4・5倍に増えたことです。二つ目はシンガポールやタイ、イタリアを始めとする多くの国々がベトナムとの関係をさらに深くしたいと思います。これは国際社会におけるベトナムの地位が益々高まっていることを示すものです。」
ビン局長はこのように語りました。
2012年に行われた対外活動はベトナムと重要な相手国の商取引額の増額に寄与しました。2012年、ベトナムを訪れた外国人観光客は680万人にのぼりました。対ベトナム支援国は2013財政年度、ベトナムに65億ドルを援助すると公約しました。
ロシアはベトナムをアジア太平洋地域におけるロシアの重要な戦略的パートナーのひとつにしました。日本はベトナムに向けのODA政府開発援助供与国の中で、引き続き第一位に立っています。
ベトナムとアメリカの関係は多くの分野で発展してきました。また、ベトナムとEU欧州連合は環太平洋戦略的経済連携協定に調印しましたが、FTA自由貿易協定の調印に向け交渉を起動しました。これまでに、日本やイタリアを含めた世界の34カ国はベトナムを市場経済国として認めています。
ベトナムは全ての紛争を平和的対話及び交渉で解決するという一貫した対外路線を堅持しました。これは域内の諸国との連携、友好を強化しながら、国際社会に対してベトナムの正しい立場の理解を深めました。
ベトナムのレ・ホアイ・チュン国連大使は次のように語りました。
「テープ」
「国際フォーラムで、ベトナムは国際法の実施や紛争の解決などにおける自国の観点、努力を常に明らかにしています。これは国際法及び国連海洋法条約、海上における紛争解決問題に対するベトナムとASEAN東南アジア諸国連合が一致した合意書の実施におけるベトナムの善意を示すものです」
チュン国連大使はこのように語りました。
2012年、草の根外交活動も活発に行われ、ベトナム国民と世界各国の国民間の相互理解に寄与しました。先ほどのベトナム外務省所属対外政策局のブ・ハイ・ビン(VuHaiBinh)局長は次のように語りました
「テープ」
「私たちは協力しながら、戦っています。また、平和的対話を強化し、相互理解をさらに促進しました。重要なことはベトナムと重要な相手国との協力関係に影響を及ぼさないことです。」
ビン局長はこのように語りました。
2012年における対外活動の収めた成果は今年における定めた対外任務の成功に寄与することでしょう。