3日、ハノイで、ブオン・ディン・フエ副首相はSMBC＝三井住友銀行代表団と会見しました。席上、フエ副首相は、SMBCがベトナムを投資先として選んだことに喜びの意を表明しました。

また、「ベトナムは2020までに、南北高速道路上の700キロメートルを建設する計画で、200兆ベトナムドン（約1兆円）を必要とする」と明らかにした上で、「SMBCが他の投資家とともに、PPP=官民連携形式で投資するよう」訴えました。

さらに、「SMBCが自らの経験を活用して、ベトナムの国営企業の株式化事業に参加することを希望している」と語りました。

一方、SMBC側は、「インフラ整備や、中小企業開発などの分野で活動を拡大させたい意向がある」と確認したほか、「証券分野に従事するSMBCの子会社はベトナムの派生金融商品市場に参加する用意がある」と明らかにしました。