17日午後、東京で日本を訪問中のグエン・フ・チョン共産党書記長は日本の国民の代表と会合し、「アジアの平和、繁栄に向けての両国の戦略的パートナー関係のビジョン」をテーマに演説を行ないました。
チョン書記長は「両国は多くの歴史のうねりを経たが、過去の問題を乗り越え、『信頼醸成、経済連携、協力拡大、持続的発展、未来志向』の原則に従って関係を発展させている」と強調しました。
また、チョン書記長は対ベトナムODA=政府開発援助900億ドルの中で、日本は30%を占めている。日本の直接投資額は375億ドルを超えている。さらに、今年、両国の商取引額は300億ドルを突破する可能性があると明らかにしました。
チョン書記長は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムと日本との友好協力関係の強化は両国の利益、また、地域と世界の動きに合致すると思います。ベトナムは日本を長期的かつ最重要なパートナーと見做しています。今後、両国は信頼醸成、経済連携、協力拡大、持続的発展、未来志向の原則に従って、広範な戦略的パートナー関係の強化、促進に力を尽くす必要があります。」
同日午前、チョン賞基調は日本共産党幹部会の委員長や民主党の岡田克也代表などと会見しました。