カンテレの日越外交関係樹立50周年特番「日本とベトナム絆の旅・祗園祭がつなぐ異文化交流」

(VOVWORLD) - この番組は政治や経済、スポーツ、そして文化といった多岐にわたる分野で、長きにわたり友好な関係を築いてきた日本とベトナムの深いつながりを再確認したものとなりました。

8月27日、関西テレビ放送「カンテレ」は、日本とベトナムの外交関係樹立50周年を祝うために、特別番組「日本とベトナム絆の旅・祗園祭がつなぐ異文化交流」を関西地域限定で放送しました。この番組は政治や経済、スポーツ、そして文化といった多岐にわたる分野で、長きにわたり友好な関係を築いてきた日本とベトナムの深いつながりを再確認したものとなりました。

番組では、関西テレビアナウンサーの新実彰平さんがベトナムで人気のモデルマイ・ゴーさんと共に、日本とベトナムの400年以上にわたる深い絆を探りました。この絆は、「金色の龍」の刺繍が入った「軒幕」に象徴されています。この軒幕は、祗園祭の山鉾「大船鉾」に飾るもので、宮廷刺繍職人ブー・バン・ゾイ氏により制作されたベトナムの伝統工芸品です。また、この軒幕をお披露目するのを機に、マイ・ゴーさんとゾイ氏は共に「祗園祭にぜひ参加しよう」と誓いあいました。

そして、マイ・ゴーさんは日本を訪れ、新実アナウンサーと共に日本とベトナムの交流スポットを訪れました。その中でも特に注目されるのが京都の祗園祭です。この祭りは、日本の伝統とベトナムの特別な軒幕が融合する素晴らしいコラボレーションが実現する場です。

番組の企画・立ち上げに関わった関西テレビ放送コンテンツビジネス局長の竹内伸幸氏は、「VOV=ベトナムの声放送局と長い共同制作の歴史を持ち、外交樹立50周年を迎えた今回の番組は、両国の相互理解を促進する一助となることを願い、企画した。また、祗園祭の懸装品を通じて後世に形を残す試みも行った。ゾイ氏によるベトナム刺繍は山鉾巡行の度に両国の文化交流の象徴として多くの方々にご覧いただけるよう願っている」と述べました。

番組に出演する新実アナウンサーは、ベトナムと日本での取材を通じて、「ベトナムの現代の活力と歴史の重みが共存している様子に触れることができた。さらに、日本とベトナムの50年以上にわたる交流の奥深さも知ることができた。京都の伝統が新たな絆をもたらす様子は必見だ」とコメントしました。

番組を通じて、「ベトナムの今と昔を知ることで、日本の歴史や現代に対しても新たな視点で見ることができるほか、両国の温かい絆も感じられる」というメッセージを届けることができるものと期待されています。

ご感想

えびづか もとい 横浜市

日本では暑い8月、まだまだ暑い9月が始まりましたが、VOV日本語放送の皆様はお元気でいらっしゃいますか。カンテレの「日本とベトナム絆の旅・祗園祭がつなぐ異文化交流」をYutubeで興味深く拝見しました。日本からベトナムへ、ベトナムから日本へと相互訪問をしてそれぞれの観光地を紹介するという、とても良い番組だと思いました。6月末にハノイに行きましたが、10月末にはホーチミンを訪れる計画にしており、ホーチミンが紹介されとても参考になります。ハノイはあまり見ることができなかったのですが、番組を見て行ったような気になりました。祇園祭は日本では有名ですが、見たことはありません。宮廷刺繍職人のゾイさんも
京都を訪れて、とても良い経験をされたのではないでしょうか。豪華で素晴らしい刺繡でした。

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