(写真:tinnhanhchungkhoan)
5日、計画投資省所属外国投資局とJETRO=日本貿易振興機構の共催により、「日本市場への投資経営拡大」をテーマとしたシンポジウムが行なわれました。
外国投資局によりますと、現在、ベトナム企業は国外へ投資総額90億ドル相当、1千件の投資プロジェクトを行っています。その主な投資分野は農業、情報通信、情報工学です。特に、ベトナム企業は日本へ投資総額700万ドル相当の40件の投資プロジェクトを行っており、ベトナムが投資している国外68カ国の中で、45番目になっています。
外国投資局のドゥ・ニャト・ホアン( Do Nhat Hoang) 局長は「日本はベトナム企業にとって潜在力が豊富な投資経営市場である」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「私たちはJETROと協力して、ソフトウエア技術などベトナムの得意分野に投資しているベトナム企業を集中的に支援しています。日本への投資を通じて、日本の技術や人材育成に関する経験を学ぶことができるようになります。」
JETROハノイ事務所の川田敦相(かわだ あつすけ)所長は「日本の投資環境を紹介するシンポジウムとしてはこれは初めて行なわれるものである。日本はベトナム企業に最も有利な条件を作り出す」と明らかにしました。