26日午後、ハノイで、「ベトナム農業発展に向けた日越農業協力対話第1回ハイレベル会合」が行われ、農業農村開発省のカオ・ドゥク・ファト大臣や、ベトナムを訪問中の日本の林芳正農林水産大臣らが出席しました。
会合の様子
この対話は「ベトナム農業の全面的発展のための中長期的なビジョン」というベトナムと日本との協力プログラムの実施を目指すものです。
席上、ファト大臣は「農業はベトナム経済の重要な柱の1つである」と再確認し、次のように語りました。
(テープ)
「日本との協力は特別に重要な意義があります。農業分野において、両国は科学技術協力や、新技術の導入、バイオテクノロジー、収穫後の農産物の保存技術、食料・食品の価値向上などに力を入れます。」
一方、林大臣は「ベトナムは人材、土壌、気候、天然資源などの面で、農業発展のための多くのメリットに恵まれている」と評価しました。また、「現在、多くの日系企業はベトナムの農業分野で効果的に活動している」と明らかにしています。