*今週、ハノイで開催中の第13期ベトナム国会第2回会議では、国会の立法計画案について討議が行われました。議員らは「第12期国会常務委員会は 多くの法的文書、法令、決議を適宜に公布し、社会主義法治国家の建設に寄与してきた。しかし、第12期国会は制定した法律、法令は67件にとどまり、目標 値の67%しか達成しなかった」との意見を出しました。北中部タインホア省選出のブイシーロイ議員は次のように語りました。
「国会常務委員会に対し、法律、法令の数で合意し、実施しますが、優先順位をつけならないと提案します。経済の再構築、組織面での要求、及び社会安全保障の確保といった3つの優先基準を設定する必要があると思います。」
ロイ議員はこのように語りました。
国会常務委員会によりますと、第13期国会の立法計画では90件の法案と6件の法令が制定されるとしています。なお、同日午後、法律普及教育法案に ついて討議が行われました。他方、国会では価格法案、教育普及教育法案、労働法改正案、労働組合法改正案、司法鑑定法案、タバコ被害の予防対策法案、マ ネーロンダリング予防法案、広告法案、大学教育法案などが討議されました。又、2012年の国家予算の交付に関する決議が採択されました。
*17日午前、インドネシアのバリ島で、ASEAN東南アジア諸国連合の第19回首脳会議と関連会議が開幕しました。ベトナムのグェン・タン・ズン 首相はこれらの開幕式典に参加しました。開幕直後、ズン首相はASEAN加盟諸国の指導者らと共に、ASEAN共同体作り、ASEANつながり強化、及 び、ASEANの対外関係の拡大に関する全体会議に臨みました。又、ズン首相はASEAN・中国、ASEAN・日本、ASEAN・韓国首脳会議にも参加し ました。第19回首脳会議の枠外で、ズン首相は、ラオスのトンシン・タンマヴォン首相、カンボジアのフンセン首相、タイのジンラック首相とそれぞれ会見し ました。
*先ごろ、ベトナムのグェンフーチョン共産党書記長は北部ホアンビン省、キムボイ県で11月18日のベトナム祖国戦線の前身であるベトナム民族統一 戦線創立81周年にあたり、行われた民族大団結の祭りに参加しました。これを機に、チョン書記長は民族大団結の祭りは住民の出会いの場で、生産に関する経 験を交換し、団結を強化する機会となると強調しました。
*先ごろ、グェンフーチョン共産党書記長の主催の下、2001年から2010年までの期間におけるハノイ市の発展計画に関する第8期ベトナム共産党 政治局の決議11号の実施状況を総括する会議が行われました。会議で、チョン書記長はハノイ市の行政府と市民に対し、2011年から2020年までの期間 における経済社会発展10ヵ年計画、ハノイの2020年までの総合的発展計画、ハノイ市党委員会第15回大会の決議を徹底的に実施するよう求めました。更 に、「2011年から2020年までの期間におけるハノイの発展方向に関する共産党政治局の決議の内容について触れ、この決議はハノイ市をベトナムの政 治、経済、行政、文化、教育の中心地、及び北部のホン川デルタ地域の重点的経済地区にする為のものだ」と強調しました。
*今週、カナダのジョンストン総督はベトナムのチュオンタンサン国家主席の招きに応え、ベトナム公式訪問を行いました。訪問期間中、サン主席とジョ ンストン総督は会談を行い、両国間の相互信頼と理解を深める為、各レベルの訪問団派遣を強化することで一致しました。ベトナムはカナダ側に対し、ベトナム 製品に市場を開放させ、ベトナム向けの投資を促進するよう希望を表明しました。
*先ごろ、ハノイで、汚職予防対策中央指導委員会第16回会議が行われました。会議では、第3四半期における汚職予防対策作業が点検された他、年末 までと2012年初頭の重要な任務が定められました。同委員会の委員らは「これまで、汚職予防対策作業は一定の成果を収めましたが、今後、公開的かつ明確 という原則に従って、具体的な汚職防止対策を充実する必要があるとの意見を出しました。
*11日から15日にかけて、北部タイグェン省で、第1回国際お茶フェスティバルが開催されました。ここで、グェンタンズン首相はこれまでお茶部門 が収めた成果を評価すると共に、各省庁と各地方に対し、お茶栽培者と加工企業との連携を強化するという方向に向け、生産の再組織を進めるよう求めました。