* 23日、およそ1ヶ月にわたって、ハノイで行なわれた第13期ベトナム国会第4回会議が閉幕しました。今回の国会では、9件の法案や、国会・人民評議会によって選出され、または批准された役職者に対する信任投票を行なう決議、1992年憲法改正案への人民の意見集約に関する決議が採択されました。国会の監督活動に関し、グエン・シン・フン国会議長は次のように語りました。
(テープ)
「国会は土地問題をめぐる行政処理を相手取って起こす住民の陳情・告訴の解決に関する政策、法律の実施を監督するとともに、この問題に関する政策、 法律の実施作業の効果向上を目指す決議や2013年の国会の監督計画に関する決議を公布しました。また、国会と人民評議会が任命した役人に対する信任投票 に関する決議も採択し、国会と人民評議会の監督権行使を通じて、国民の主人公としての役割を発揮することが狙いです」
フン議長はこのように語りました。
* ベトナムのグェン・タン・ズン首相は、今週カンボジアで開催されたASEAN=東南アジア諸国連合首脳会議やASEANの相手国との首脳会議に出席しました。これらの会議で、指導者らは地域と世界の平和、発展事業に向けて、ASEAN諸国と相手諸国との協力の強化を目指す諸措置について討議しました。これを機に、ズン首相は複数の国の指導者らと会見し、双方関係などについて話し合いました。
* 19日午前、ホーチミン市で、外交学院とベトナム法律家協会は「ベトナム東部海域いわゆる南シナ海・地域の安全保障と発展のための協力」をテーマにした第 4回国際シンポジウムを共催しました。27カ国・地域から学者、管理者、政府と国際組織の代表者、合わせて100人を含め、200人の代表が参加し、国際法と国際関係の角度から見るベトナム東部海域の重要性や関係各国の利益、最近の動きに関する研究の結果について意見を交換したた上で、その問題の解決に向けての協力の強化、紛争の予防と抑制に関する措置を提案しました。
* 22日行われた外務省の定例記者会見で、ルオン・タイン・ギー報道官は「ベトナム東部海域で中国が主張する領有権を点線で示したU字ラインを盛り込んだ地図が印刷されたパスポートを国民に発給したこと」に関し、次のように語りました。
(テープ)
「これはホアンサとチュオンサ両群島や関連海域に対するベトナムの主権を侵犯する行為です。ベトナム外務省の代表はハノイ駐在中国大使館に公文書を渡し、抗議しています。中国側にパスポートに印刷された正しくない内容を撤廃するよう求めました」
ギー報道官はこのように語りました。
* 23日午前、ハノイで「継承・安定・発展」をテーマにしたベトナム仏教協会第7回全国代表大会が開幕し、国内外の代表1000人あまりが参加しました。 開会式で、グエン・スアン・フック副首相は発言に立ち、「この大会は国内外に住んでいるベトナム人仏教徒の重要な出来事である。国がどのような状況にあろうともベトナム仏教は重要な地位を確保している」と強調しました。