12月20日から一週間の主な国内ニュース


*     今週、ハノイで、第11期ベトナム共産党中央委員会第13回総会が8日間の日程を終え、閉幕しました。総会で党中央委員会は3つの内容を討議、決定し、収めた成果や残されている弱点、問題を指摘しました。また、総会では、第12回党大会に推薦する才能と道徳を兼ね備えた人事が選出されました。さらに、第12回共産党全国代表大会が2016年1月20日から28日にかけて開催されることも決定しました。閉会演説を行ったグエン・フー・チョン党書記長は、「第11期党中央委員会第13回総会が成功を収めた」と確認し、次のように明らかにしました。

(テープ)

「第12回党大会の文書議案には、社会主義的方向に沿った市場経済の発展や、成長モデルの刷新、科学技術の導入、経済再構築、人材育成、管理能力の向上などが盛り込まれています。また、多セクターからなる経済の発展とこの経済に対する国家の役割も強調します。」

総会閉幕後、党中対外委員会は同総会の結果をベトナム駐在各国の外交団や、国際組織に通知しました。

*     今週、中国全国人民代表大会常務委員会の張徳江常務委員長の招きに応え、グェン・シン・フン国会議長は中国訪問を行いました。訪問期間中、フン議長は中国の指導者らと会談・会見し、両国関係強化策について話し合いました。23日午後、北京で、フン国会議長は中国の習近平党総書記兼国家主席と会見しました。席上、フン議長は「今回の公式友好訪問はこれまで達成してきた両国の合意を具体化させるものである。ベトナムの党と国家は一貫して中国との友好協力関係を重視し、これを両国の党、国家、国民共通の貴重な財産として見做している」と強調しました。一方、習近平党総書記兼国家主席は「中国の党、国家は中国全国人民代表大会常務委員会とベトナム国会との協力、交流の強化を重視し、これを両国の戦略的かつ全面的なパートナー関係の強化に寄与する重要な要素として見做している」と強調するとともに、「今後、双方は各レベルの訪問団の交換や、交流を進め、国際場裏で互いに支援し合う必要がある」と述べました。また、ベトナム共産党の指導の下、ベトナムは国の建設発展でさらなる成果を収めるとの確信を表明しました。

*     今週、ハノイで、労働傷病軍人社会事業省は「子供の権利条約締結25周年を記念する式典を行ないました。式典で、ブ・ドゥク・ダム副首相は「子供の権利条約を締結することはベトナムの昔からの美意識に合致するものである」と強調した上で、「各部門や機関、社会全体に対し、全ての子供が素晴らしい生活を送れるように、力を合わせるよう」求めました。

*     今週、国内各地で、12月22日のベトナム人民軍創立71周年と全国民上げての国防の日26周年を祝う様々な活動が行われました。この機に、国家は国防活動に立派な成績を収めた複数の団体と個人に高貴な称号と勲章を授与しました。

*     今週、世界各国とともに、ベトナム国内各地で、クリスマスを迎える様々な活動が活発に行われました。ハノイでは、市民がハノイ大聖堂や、ハムロン教会などに集まって、クリスマスイブを過ごしました。


ご感想

他の情報