13日からの一週間の主な国内ニュース

*17日午後ハノイで、国会事務局のグエン・ハィン・フック局長は記者会見し、「第13期国会第5回会議は20日ハノイで1ヶ月の日程で開幕する」と発表しました。今回の会議では、10件の法案と1件の決議案を討議、採択するほか、7件の法案について意見交換します。また、2012年の経済社会発展計画や国家予算の実施状況に関する政府の報告なども討議・採択する見通しだということです。そのほか、閣僚による質疑応答も行われるとしています。

*今週、ハノイで、グエン・シン・フン国会議長の主催の下、第13期ベトナム国会常務委員会第18回会議が開幕しました。会議で、1992年憲法改正案に対する意見集約が続けられます。フン国会議長は「国会に上程する前、党の綱領を周知徹底し、国民の知恵を活用した上で改正案を充実させる必要がある」と強調しました。さらに、「国会が任命する役職者に対する信任投票」の準備作業も報告されるとしています。フン国会議長は次のように語りました。

(テープ)

「信任投票は重要な活動で初めて行うのです。これは政治システムの刷新に関する党と国家の政策を示し、また、党と国家の人事問題に対する国会の監視を強化することも狙いです。それで信任投票の対象となる役職者の道徳、任務遂行の結果を見極めた際、この活動を客観的かつ公正的に行うように周到に準備しなければなりません。」

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            ズン首相とメドベージェフ首相との会談

*今週、グェンタンズン首相率いるベトナム政府代表団はロシアとベラルーシ公式訪問を行いました。ロシア訪問に、ズン首相はロシアのメドベージェフ首相と会談を行ったほか、プーチン大統領、及び、アンドリー・シェフチェンコ下院議長と会見を行いました。これらの会談と会見で、双方は政治、経済などの分野における協力関係を強化することで一致するとともに、ベトナムとロシアとの全面的で戦略的なパートナー関係の強化、両国の指導者が達成した合意の履行に決意を表明しました。ズン首相とメドベージェフ首相は共同記者会見を行いました。この記者会見で、ズン首相は次のように語りました。

(テープ)

「双方は軍事技術、軍人育成などの分野における協力を高く評価するとともに、これを両国間の全面的で戦略的なパートナー関係の柱として見做しています。私とメドベージェフ首相はベトナム、ロシア、及び、第3国における石油の探査、開発の拡大のため、有利な条件を作り出すことを公約しました。原子力発電分野に関して、双方は原子力発電所の安全を確保するため、最も近代的な技術を利用することで一致しました。」

一方、ベラルーシの訪問にあたり、グェン・タン・ズン首相はルカシェンコ大統領、アンドリー・シェフチェンコ下院議長、ルセスキ上院副議長と会見しました。ズン首相とルカシェンコ大統領との会見で、双方は両国間の今後の取引総額を増加させるための措置について討議するとともに、経済貿易科学技術に関する政府合同委員会の活動の効果向上、2013年から2015年までの両国間の経済協力計画の実現措置などについて一致を表明しました。

*今週、ベトナム外務省のルオン・タイン・ギー報道官は「中国漁政局が5月16日から8月1日にかけて南シナ海での漁獲を禁止すると発表したことに関し、インタビューに応えました。ギー報道官は「この問題に関するベトナムの主張は1月20日に、ベトナム外務省の報道官が明言した。ベトナムは中国の一方的な決定に反対し、これを価値のないものと見做す」と強調しました。

*今週、全国各地で、ホーチミン主席生誕123周年を記念する様々な活動が行われました。ハノイで、ベトナム共産党教育宣伝中央委員会はホーチミン主席の道徳を見習おう」作文コンクールの授賞式を行ないました。一方、ホーチミン市で同市労働総連盟は「ホーチミン主席の道徳を見習おう」運動の中で立派な業績をあげた130の個人と団体を顕彰する会議を開きました。ホーチミン市で「ホーチミン主席・最も素晴らしい名前」、及び、「ホーチミン主席の道徳・輝かしい手本」をテーマにした写真展が開幕しました。これらの写真展はベトナム共産党の創立、民族大団結の強化など国の革命事業に対するホーチミン主席の大きな貢献を紹介しました。

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