18日からの一週間の主な国内ニュース

*今週、チュオン・タン・サン国家主席はハノイ郊外にあるベトナム各民族文化観光村を訪れ、文化スポーツ観光省とベトナム各民族文化観光村の共催による「全国各地の春の色」という祭りに参加しました。席上、サン国家主席は、各レベルの党委員会、行政府、祖国戦線、各団体、及び少数民族の人々に対し、経済発展、貧困解消、人民生活の改善、伝統的な文化の保存に引き続き努力するよう求めました。この祭りはベトナムの各民族の伝統的な文化の美しさを讃える催しの一つとなりました。

*今週、グエン・シン・フン国会議長はベトナムを訪問中のIPU=列国議会同盟のアンダース・. ジョンソン事務局長と会見した際、「ベトナム国会は2015年、ベトナムで開催される予定のIPU総会を成功させるため、全力を尽くす」と強調しました。また、フン議長は「ベトナムはAPEC=アジア太平洋経済協力会議、ASEM=アジア欧州会議、ASEAN=東南アジア諸国連合の様々な出来事を成功裏に開催した。IPUの発展に貢献しようとしてベトナムはIPU総会の主催を提案した」と語りました。

*今週、ハノイで、「1992年憲法改正案の完備向けの意見集約」に関するシンポジウムが行なわれました。参加者らは、1992年憲法改正案を集中的に分析、評価しました。国会事務所の高級専門家であるチャン・ゴック・ドオン博士は次のように語っています。                

(テープ)

「憲法改正案に盛り込まれている人権・公民権と義務は認識と表現のあり方の面で新たな点を見せました。第一の点は、この問題を第2章に移したことです。これはたんなる位置の変更だけでなく、憲法上の権利における人民が主体であるという新たな認識でもあります。人権・公民権と義務に関する内容はベトナムが参加している国際条約に合致するために規定されるようになっています。」

他方、今週、ホーチミン市祖国戦線委員会、国会民族評議会、国会国防安全保障委員会は1992年憲法改正案向けの意見集約のための会議を開きました。

*今週、アメリカのルイジアナ州選出のメリー・ランドリュー上院議員率いる代表団はベトナムを訪問しました。これは、子供福祉システムと国際養子縁組について討議するための同代表団のアジア太平洋地域歴訪の一環です。20日、ハノイで行われた記者会見で、ランドリュー上院議員は「アメリカ上院議員代表団はベトナムの複数の関係機関と会合を行い、子供福祉システムと養子縁組の再開について討議した」と明らかにしました。一方、この問題に関し、今週、ハノイで行われた定例記者会見で、ベトナム外務省のルオン・タィン・ギー報道官は記者らの質問に答えた際、次のように語りました。

(テープ)

「人道的精神で、子供の権利を保護するために、ベトナム法律は外国人との養子縁組に関する手続きを詳しく定めました。実際、この長年、ベトナムはこの分野で複数の国々と良好に協力してきました。この問題に関して、現在、双方は検討しています」

*今週、ベトナム中部沿海のカインホア省はチュオンサとホアンサの両群島に対するベトナムの領有権を証明する古地図4枚を展示しており、多数の見学者が集っています。これらの地図はベトナム語や英語、中国語の注釈がつき、チュオンサとホアンサの両群島がベトナム領であることを示す証拠とみられています。

 

 

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