1月29日から一週間の主な国内ニュース


*    今週、ベトナム国内各地で、伝統的お正月テトテトテトテトを迎える様々な活動が行われています。この機に、チャン・ダイ・クアン国家主席は全国民と、軍兵士、国外在留ベトナム人に書簡を送り、テトのお祝いの言葉を述べました。クアン主席は、「ベトナム人1人1人が愛国心を発揮し、国の発展事業に力を合わせるよう」呼びかけました。一方、グエン・フー・チョン党書記長はハノイ市党委員会本部を訪れ、テトのお祝いの言葉を述べました。チョン書記長は、ハノイがさらに発展し、国の首都としての役割を果たしていくよう希望を表明しました。他方、グエン・スンア・フック首相は中部港湾都市ダナンを訪れました。フック首相は「ダナン市が早期にスマートシティになることを望んでいる」と語りました。

* テトにあたり、国内各地の人々はハノイにやってきて、ホーチミン廟参りをしました。これは多くの家族のよき習慣となっています。ハノイ市民のグエン・バン・チーさんは次のように話しています。

(テープ)

「家族全員と一緒にホーチミン廟参りをするのは今回が初めてですが、気持ちがいいです。ホーチミン主席の恩を思うために線香を手向けました。」

一方、テトにあたり、大勢の市民はベトナム建国の祖フン王を偲ぶフン王神社への参拝をしました。

*    テト明けに、多くの地方と企業は生産経営活動を開始しました。旧暦1月4日にあたる1月31日、フーイェン省や、カインホア省など中部沿海各地方の漁民はチュオンサ群島の漁場に向けて出発し、2017年の水揚げ活動を開始しました。同日、フーイェン省トゥイホア町の100隻の漁船も出発し、マグロの水揚げを始めました。

*    テト明けに、国内各地で、今年の植林運動が始まりました。2日午前、北部クアンニン省で、チャン・ダイ・クアン国家主席は「ホーチミン主席の恩に報いる」という植樹祭を開始する式典に出席しました。式典で、クアン国家主席は「植樹祭は毎年の春のよき習慣となってきた」と強調しました。また、全国国民に対し、「それぞれの地方の条件にしたがって、植樹や植林運動に積極的に参加すると共に、森林保護や、森林伐採防止のための責任感を高め、適切な行動を取るよう」呼びかけました。

*    今週、政府の1月月例会議が開かれました。その冒頭で、フック首相は、「新政府が発足してからのこの9ヶ月、国民の信頼を得ている」と語り、次のように述べました。 

(テープ)

「伝統的お正月テト後初めてとなるこの会議で、国民の信頼を失わないように取り組まなければならないことを強調したいのです。政府は具体的な行動で、その信頼を倍増させる必要があります。経済社会管理や、国防・安全保障、対外活動、国会決議の展開などを通じて具体的な措置を取らなければなりません。」 

このように語ったフック首相はまた、「清廉で建設的な政府づくり」という目標を実現させる決意を示し、「企業にできる限り便宜を図るために、投資経営環境の改善を加速させる」と強調しました。

* 今週、国内各地で、2月3日のベトナム共産党創立87周年記念活動が活発に行われました。ベトナム共産党機関紙「ニャンザン」は一面に党建設に関するホーチミン主席の談話を写真入りで掲載しました。また、『党が創立された春以来』と題する記事も掲載され、その中で「87年前の党創立は重要な節目となったと強調しました。他方、ベトナム人民軍機関紙「クアンドイニャンザン」は『清廉で、強固な党建設』と題する社説を掲載し、党建設に関する決議の実施で収めた全軍、全国民の成果は党の知恵、本領を示したと強調しました。 


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