21日からの一週間の主な国内ニュース

*今週、ハノイで開催されてきた第13期ベトナム国会常務委員会第10回会議が閉幕しました。今回の会議で、国家備蓄法や首都圏法、共同労働組合法、電力法、税関管理法の改正案、テロ防止対策法案、国防安全教育法案などについて討議が行われました。また、労働傷病軍人社会事業相、国家銀行総裁、政府監査機関長官は議員らの質疑に答弁しました。
質疑応答を結論したグェン・シン・フン国会議長は労働傷病軍人社会事業相、国家銀行総裁、政府監査機関長官に対し、有権者が関心を寄せている諸問題を積極的に解決するよう求めました。

*23日午前、ホーチミン市で、ベトナム・カンボジア国会友好関係会議が行われました。これは両国国会により行われたもので、「ベトナム・カンボジア友好年2012」、「ベトナム・カンボジア外交関係樹立45周年」を記念する活動の一環です。開幕演説を行ったフン国会議長は「この会議は両民族の伝統的友好協力関係を振り返るとともに、両国家の協力関係を新たな発展段階に押し上げる機会である」と明らかにし、次のように語りました。

「テープ」

「この会議は歴史的なもので、両国会の協力関係及び両国の全面的な関係の更なる強化に寄与すると確信しています。その協力関係は地域と世界の平和、安定、協力、発展に貢献します。これは両国国民の願望に応えられることでしょう」

フン国会議長はこのように語りました。

一方、カンボジアのヘン・サムリン下院議長は国の建設・防衛事業における両国の国民が収めた成果を高く評価するとともに、カンボジア国民に対するベトナム国民の貴重な支援に感謝しました。この会議に際して、両国国会の活動について討議するイベントや友好議員グループと青年の交流会などが開かれました。

*20日午前、南部ホーチミン市で、ベトナム共産党中央組織委員会は2020年までと2020年以降の指導者の育成と異動の強化に関する政治局の決議を貫徹させる全国幹部会議を行いました。会議で、グエン・フーチョン共産党書記長は次のように語りました。

(テープ)

「指導者と管理者をはじめ、幹部の企画を断固として実施する必要があります。というのは幹部の企画は政治任務と結び付けられ、党の政治路線の実施を目指すものであるからです。企画とは方向を定め、幹部の交替を準備するための人材育成です。また、幹部の交替は人材の全面的な育成、練磨に重要な方法となります。」

チョン書記長はこのように語りました。

*今週、ベトナム外務省のルオン・タイン・ギー報道官は「8月20日、ベトナムが領有権を主張しているチュオンサー群島にあるバービン島で来る9月1日、実弾発射の演習を行う」という台湾の発言に対するベトナムの反応に関して、記者団のインタビューに答えた際、「ベトナムは台湾のこの計画を反対している。台湾がベトナムが領有権を主張しているチュオンサー群島にあるバービン島で実弾発射の演習を行うのはベトナムの主権を深刻に侵害し、ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海の平和、安定、航行の安全保障を脅かす行為である。ベトナムは台湾がこの計画を直ちに廃棄するよう求める」と言明しました。

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