21日からの今週の主な国内ニュース

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*今週、ハノイで開催中の第13期ベトナム国会第2回会議は6週目に入りました。今週の国会会議では、教育養成大臣、交通運輸大臣、財務大臣、国家銀行総裁に対する質疑応答が行なわれ、交通事故の制限、大都市の交通渋滞の緩和、農業、農民、農村に対する投資政策、気候変動への対応、教育養成部門の品質などの問題が取り上げられました。   グェン・タン・ズン首相も質疑応答に臨みました。ズン首相によりますと、ベトナム政府はインフレの抑制、マクロ経済の安定化へ向けた複数の方策の実施を指導しています。又、ズン首相は政府は、企業が直面している困難を解けるための様々な方策を取ると明らかにし、次のように語りました。「テープ」       

「インフレ抑制へ向けて全力を尽くして努力しなければなりません。貸出金利の引き下げ、投資コストの削減、輸出・生産活動に奉仕する信用を優先する為に、2012年度のインフレ率を1桁に引き下げなければなりません。同時に、財政優遇政策、企業能力の向上、中小企業向けの信用規制を実施します。政府は各企業に対し、関税補助政策の実施期限を述べると共に、減税を行ないます。国会に対し、各企業への減免税を検討するよう提案します。国内外市場の拡大措置、輸出の急増措置、 ベトナム人はベトナム製品を率先して使用しようという運動を継続します。」ズン首相はこのように語りました。

今週の国会会議では司法鑑定法案、海洋法案、労働法改正案、労働組合法改正案などについて討議が行なわれました。

*今週、パレスチナのペレス大統領はベトナム公式訪問を行ないました。ベトナムを訪問期間中、ペレス大統領はチュオンタンサン国家主席と会談を行なった他、ベトナム共産党のグェン・フー・チュオン書記長、  グェン・シン・フン国会議長、グェン・タン・ズン首相と会見を行いました。これらの会談と会見で、ベトナムの指導者らはベトナムとイスラエルとの関係を強化する決意を強調しました。

*今週、ハノイで、CSCAPアジア太平洋安全保障協力会議の第8回総会が開幕し、CSCAP加盟21カ国の代表300人が参加しました。CSCAPの総会がハノイで行なわれるのは今回が初めてです。総会で、ベトナムの グエン・ティン・ニャン副首相は発表を行い「アジア太平洋地域にある各国は高い経済成長率を維持すると共に平和、安定、協力の環境が整えており、世界の注目を集めていると強調しました。ニャン副首相は次のように語りました。

(テープ)

「地域の安全保障における建築家として役割を果たしているASEANはこの数年、努力を続けています。2010年はASEAN議長国としてベトナムはASEAN諸国と共に地域の平和、安定、発展のため全力を取り組みました」

ニャン副首相はこのように語りました。

*今週、ハノイでベトナム外務省は定例記者会見を行いましたルオン・タン・ギー・スポークスマンは、先頃開催された第19回ASEAN東南アジア諸国連合首脳会議でベトナム東部海域いわゆる南シナ海におけるCOC行動規範を討議した際に中国が前向きな態度を示したことに対するベトナムの見解というジャーナリストの質問に答え、次のように語りました。「ベトナムは、南シナ海における平和・安定・安全保障及び航海の自由と安全保障が地域と全ての国の共通利益であると認識していまる。当事者は、平和措置であらゆる紛争を解決し、国際法、特に1982年国連海洋法条約を順守する必要がある。ASEANと中国がCOCの作成へ向けてDOC南シナ海行動宣言履行を継続することに合意したことを歓迎している」と強調しました。

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