2月28日から一週間の主な国内ニュース


*     第13期国会第11回会議の開幕を控え、今週、チュオン・タン・サン国家主席とホーチミン市の国会議員代表団は同市の有権者と会合を行ないました。  会合で、有権者らは、今国会が情報アプローチ法、国際条約の締結・加盟・実施法改正案、子供の保護ケア教育法改正案など重要な法案7件を検討・採択することを高く評価しました。一方、サン主席はホーチミン市の国会議員に対し、有権者が提出した問題点を解決するため取り組むよう求め、次のように語りました。

(テープ)

「今任期に、国会は多くの成果を達成している一方、未解決問題もあります。次期国会は有権者の要求に応えるために、これまで収められた成果を発揮させ、さらに努力していくよう望んでいます。」

*     29日、ハノイで、グエン・タン・ズン首相の主宰の下、政府の2月の月例会議が開催されました。ズン首相は関連各省庁と各地方に対し、投資・経営環境をさらに改善し、各国との自由貿易協定のメリットを最大限に活用するために、体制改革をさらに加速させるよう求めました。そして、国の重点的な工事の展開、及び、社会福祉の強化を優先課題として進めるよう要請しました。

*     今週、ハノイで、国家選挙評議会の第3回会議は、グェン・シン・フン国会議長の主宰の下で開催されました。席上、フン議長は、関連各機関、地方に対し、5月22日に行われる今回の国会選挙の準備作業に全力を尽くすよう要請しました。この間、国家選挙評議会及び関連各機関は、選挙に関する文書の作成、情報通信活動と宣伝活動の開催などを行っています。

*     1日、中部クアンガイ省にあるベトナムの故ファム・バン・ドン首相の記念地区で、故ファム・バン・ドン首相生誕110周年を記念する式典が行なわれました。式典で、グエン・スアン・フック副首相は次のように語りました。 

(テープ) 

「故ファム・バン・ドン首相生誕110周年を記念して、ベトナムの全党、全軍、全国民は団結を強化し、祖国建設と防衛事業に取り組みます。我々は豊かな国民、強固な国、民主主義的、かつ、公平な社会作りというホーチミン主席や故ファム・バン・ドン首相の願いを実現するため全力を尽くします。」

*     3日、ハノイで、外務省のレー・ハイ・ビン報道官は、国連安全保障理事会が2日、朝鮮民主主義人民共和国の制裁に関する決議を採択したことについて記者団のインタビューに応えました。その中で、「ベトナムの一貫した立場は、朝鮮半島での非核化や、平和・安定の維持を支持するということである」と強調しました。また、中国がベトナムの東部海域で軍事化活動を進めていることに対するベトナムの反応に関し、「ベトナムは国際法、及び国連憲章を基礎に平和的措置で東部海域での自国の合法的な利益と主権を断固として確保する決意である」と再確認しました。さらに、「 今年5月にアメリカのオバマ大統領はベトナムを訪問する。両国の指導者らは国際問題と両国関係強化策などについて討議する」と明らかにしました。

*     今週、ハノイで、東アジア諸国の第7回「環境的に持続可能な都市ハイレベルセミナー」が開幕し、ベトナムや、日本、アメリカ、カンボジア政府の代表や、東アジアの専門家、管理担当者多数が参加しました。  この会議は、環境保護や、持続可能な発展が差し迫った問題となっている背景の中で開催され、東アジア諸国の環境保護協力を新しい段階に押し上げることに寄与するとみられています。


ご感想

他の情報