* 今週、ベトナム全国民が2016年の伝統的お正月テトを楽しく迎えています。ハノイでは、多くの市民が外で新年を迎えました。今年、ハノイは31ヶ所で新年を祝うために、花火大会を行いました。また、多くの文芸公演も催されました。一方、ホーチミン市で、花火大会が4ヶ所で行われました。そして、新年を迎える様々なイベントも催されました。その中で、ホーチミン市の中心にあるグエンフエ通りで行われているフラワーストリートが多くの市民をひきつけました。オーストラリアに在留しているファム・ティ・フエさんは次のように話しました。
(テープ)
「今年のフラワーストリートは色とりどりで、民族性がありながら、近代性もあります。これから、ベトナムは国際社会への参入を進め、一段と発展すると思います。今年は、国にとってもそれぞれの家族にとってもよい年であると、私は確信しています。」
中部高原地帯テイグエン地方のダクラク省バンメトート市では、市民は市の中心にある3月10日広場に集まって花火を楽しみながら、新年を迎えました。
* テトを迎えるにあたり、指導者らは、各地方を訪れ、住民にテトのお祝い言葉を述べました。11日、グエン・フー・チョン党書記長はハノイ郊外バービー県を訪れ、同県にあるK9革命根拠地遺跡で線香を手向けました。また、旧暦元日の8日午前、チュオン・タン・サン国家主席は南部タイニン省ベンカウ県ヒップタン貿易地区に本部置くモックバイ株式会社を訪れ、同社の幹部、職員とテトの祝辞を述べました。
* 8日午前、つまり、元旦、ベトナム中部カインホア省のニャチャン港は、新年の初の旅客船を迎える式典を行いました。この旅客船は、オランダ国籍の「ヴォレンダム号」で、約1400人の観光客を乗せています。カインホア省文化スポーツ観光局のファン・ティ・タイン・チュック副局長は次のように語りました。
(テープ)
「今年は、観光がさらに発展する年であると、私たちは期待しています。旅客船による観光を集中的に発展させる方針です。観光に必要なインフラの整備や観光せービスの向上など、やるべきことが沢山ありますが、その中で、旅客船向けの港を建設するのは私たちの主な計画です。」
一方、中部ダナン市は、新年の初の飛行機を迎える式典を行いました。これは、180人のお客さんを乗せたマカウ発の飛行機です。式典で、これらのお客さんは、獅子舞を楽しむと共に、花やテトプレゼンをもらいました。
* テトを迎えていますが、多くの企業は活動を再開しました。11日、北部クアンニン省のカイラン国際コンテナーターミナルに外国の貨物船3隻が寄港しました。これらは中国の香港船籍、リベリア船籍2隻です。 一方、同日、中部ダクラック省のコーヒー農家はベトナムの伝統的旧正月テト明け、コーヒーに水をやりました。現在、ダクラック省のコーヒー栽培面積は20万ンヘクタールにのぼり、収穫量は年間45万トンにのぼっています。ダクラック省はベトナムで最大のコーヒー産地として知られています。 これより前の旧正月テトの3日にあたる10日、南部カマウ省の16の水産物加工工場は旧正月テト明けの生産活動を再開しました。残りの工場は15日に生産活動を再開します。