3月5日から一週間の主な国内ニュース


*     今週、ハノイで、第12期ベトナム共産党中央執行委員会第2回総会が行なわれました。今回の総会は、第12期党中央執行委員会の行動計画、2016-2020年期の経済社会発展計画、国の指導部の人事紹介などを主な議題としました。開会演説にたったグエン・フー・チョン党書記長は次のように語りました。

(テープ)

「今回の総会の新しい点は、経済社会発展5カ年計画を作成する際、中期的財政計画と公共投資計画も作成したということです。これは、市場経済メカニズムに沿う計画作成作業を強化し、国家予算の歳入出のバランスを保ち、公共投資の効果を向上させることが狙いです。」

*     ハノイで、第46回国会常務委員会会議は3日間の議事日程を終え、閉幕しました。この期間内で、立憲、立法活動は多くの成果を収め、その中で、新しい憲法が採択された他、社会主義を志向する市場経済の構築と完備に法的枠組みを作り出すための法律が段階的に作成されました。また、国会の監視、質疑応答が公開的に実施されました。  第13期国会が達成した成果に関して、グェン・シン・フン国会議長は次のように語りました。 

(テープ) 

「全国民の支持や応援を受け、そして、人民の監視により、国会は自らの任務を立派に果たしてきました。また、全国の有権者との会合で、有権者は国会に多くの重要な意見を寄せました。これは国会の発展に重要な教訓だと思います。」

第11回国会会議に関して、グエン・バン・ハイン国会理事長は「今国会は3月21日から4月16日にかけて開催される」と明らかにしました。

*     今週、ハノイで、外務省は、ドイツのKAS=コンラート・アデナウアー財団(Konrad-Adenauer-Stiftung)と協力して、「ASEANと米中関係、新しい動きと地域への影響」をテーマにした国際シンポジウムを行いました。席上、参加者らは、アメリカと中国との関係を分析し、今後のその関係の発展方向を予測しました。また、海上紛争問題についても討論し、「関係各側はDOC=海上行動宣言を遵守し、COC=行動規範を早期締結する必要がある」と指摘しました。

*     今週、ハノイで、ベトナム共産党中央宣伝教育委員会のボー・バン・トゥオン委員長はベトナムを訪問していた日越友好議員連盟の竹部特別顧問と会見しました。席上、トゥオン委員長は、両国の政府と国民の決意と努力により、両国関係がさらに発展していくとの確信を表明しました。一方、竹部氏は、越日大学建設について紹介するとともに、両国の若手政治家間の交流の重要性を強調した上で、これを促進するために、今後も、ベトナム側の支持・支援を受けるとの希望を表明しました。訪問期間中、竹部氏は、グエン・ティ・キム・ガン国会副議長や、ホアン・チュン・ハイハノイ市党委員会委員長とも会見しました。

*     今週、アゼルバイジャン司法省のフィクラト・マンマドフ大臣はベトナム訪問を行いました。この機に、ベトナム司法省とアゼルバイジャン司法省は司法分野の人材育成協力に関する合意書を締結しました。


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