* グェン・スアン・フック首相は、ロシアのプーチン大統領、メドヴェージェフ首相の招きに応じて、16日から18日までの日程で、 ロシア公式訪問を行いました。訪問期間中、フック首相は、メドヴェージェフ首相と会談したほか、プーチン大統領らと会見し、両国関係強化策や、国際問題などについて意見交換をしました。 メドヴェージェフ首相との会談で、フック首相は、ロシアとの伝統的友好と戦略的なパートナー関係を重視するというベトナム共産党と政府の終始一貫した立場を強調しました。会談後行なわれた記者会見で、フック首相は次のように語りました。
(テープ)
「会談で、石油ガス探査、文化、社会などの分野における協力プロジェクトが取り上げられました。我々はベトナムとユーラシア経済連合のFTA=自由貿易協定の履行を目指す具体的な措置、及び、両国間の協力を強化するための対策について話し合いました。」
会談後、フック首相とメドヴェージェフ首相は石油ガス、投資、幹部育成などの分野における両国の各企業と部門との協力合意書の締結式に立ち会いました。
ロシア訪問期間中、フック首相は、ロシア南部のソチで開かれていたASEANとロシアの首脳会議に出席しました。その際、フック首相はカンボジアのフンセン首相、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領、ミャンマーのティンチョー大統領と個別会見を行いました。これらの席で、ASEANの首脳らは、協力の強化や、領海紛争を含め国際問題の解決におけるASEANの中心的役割の維持などで一致しました。
* 今週、ラオスのトンルン・シスリット首相は、ベトナムのグエン・スアン・フック首相の招きに応え、ベトナム公式訪問を行いました。トンルン首相の今回のベトナム訪問は首相就任以来始めての外遊です。この訪問は、全ての分野においてベトナムとラオスの伝統的で特別な関係をさらに発展させるためのものです。訪問期間中、トンルン首相は、フック首相と会談したほか、グエン・フー・チョン共産等書記長や、チャン・ダイ・クアン国家主席、グエン・ティ・キム・ガン国会議長らを表敬訪問しました。これらの席で、双方は両国関係の強化、国際場裏での協力・協調の促進などで一致しました。
* 国内外で、5月19日のホーチミン主席生誕126周年を記念する活動が活発に行われています。19日午前、共産党執行委員会、政府、国会、祖国戦線の各代表団はホーチミン主席廟と戦没者慰霊塔を訪れ、花輪を捧げました。グェン・フ・チョン共産党書記長、チャン・ダイ・クァン国家主席、グェン・ティ・キム・ガン国会議長、祖国戦線中央委員会幹部会のグェン・ティエン・ニャン議長も参列しました。
* 第14期国会と2016年から2021年期の各レベルの人民評議会選挙の準備作業は積極的に進行し、点検作業や告訴、陳情の処理が法律に従って行なわれているとしています。18日午前、ハノイで行われた国家選挙評議会第5回会議で、グエン・ティ・キム・ガン国会議長はこのように強調しました。ガン議長は次のように語りました。
(テープ)
「投票担当グループの設立や有権者名簿のリストアップ、候補者と有権者との会合の開催、また、選挙準備作業の監視、検査、選挙に関する告訴、陳情の解決などは完全に行なわれました。一方で選挙の安全保障や選挙の宣伝も精力的に進められています。現時点で、選挙に関するあらゆる作業は法律通りに実施されてきたといえます。」
* 今週、国内各地で、潅仏会2016を迎える様々な活動が行われています。この機に、ベトナムの政治社会団体である祖国戦線中央委員会幹部会のグエン・ティエン・ニャン議長は仏教協会本部を訪れ、尼僧らと信者らにお祝いの言葉を述べました。