* 20日午前、ハノイで第13期ベトナム国会第5回会議が開幕し、共産党、国家、政府、国会、ベトナム祖国戦線の指導者をはじめ、老革命家、国際組 織、外国の代表事務所の代表らが参加しました。開会式で、グエン・シン・フン国会議長は次のように語りました。
(テープ)
「今回、次のような重要な問題が検討、決定されます。第1に国民の意見集約を基礎に1992年憲法改正案が充実されること。第2に土地法改正案が検 討されること。これは経済社会発展や国の安定と持続的な発展、及び国民の生活に直接的な影響を与える法案です。第3に国会により選出、または採択された役 職者に対する信任投票が行われること。これは政治活動の新しい点で、党と国家の主要な指導者に対する国会の監視権の強化を通して国民の主人公としての権利 を高めるためのものです。」
* 今週、、オーストラリアのアンナ・バーク下院議長はグェン・シン・フン国会議長の招きに答えて、ベトナム公式訪問を行いました。22日から24日までのベトナム訪問期間中、同議長はフン議長と会談するほか、チュオン・タン・サン国家主席、グエン・タン・ズン首相らと会見し、両国関係強化策や国際問題などについて討議しました。同下院議長は「ベトナム東部海域いわゆる南シナ海での紛争の解決に関するベトナムの立場や政策を支持する」と表明しました。
* 20日、ハノイで政府査察機関はWB=世界銀行ベトナム事務所と協力して、2011年のベトナムの汚職防止対策イニシアチブプログラムの実施状況を総括する会議を行いました。会議で発表された報告によりますと、このプログラムの枠内で受賞した34件の計画は国内各地で積極的に実施されてきました。これまで、これらの計画は完成され、汚職防止対策プログラムの要求に応えられたとしています。政府査察機関のゴー・マィン・フン(Ngo Manh Hung)汚職対策局長は次のように語りました。
(テープ)
「これらの計画の実施の結果を総括し、首相に上程します。また、経験と教訓を引き出し、各省庁、機関、地方、企業に伝えます。これらは国の汚職防止対策事業に大きく寄与します」
* 21日午前、ホーチミン市で、同市国家大学はベトナム駐在アメリカ大使館とオランダ大使館などの協力を得て、「第2回デルタ対話」2013を開催し、メコン川デルタ各国やオランダ、アメリカなどの代表およそ350人が参加しました。対話では「予測できない結果に備え生態系保護対策」をテーマとして気候変動の管理と対応に関する経験の交換が行われました。また、出席者らは生態のバランス確保と経済発展におけるメコンデルタ地域の役割、気候変動による影響の軽減、洪水ととも暮らすという解決策についても討議しました。
* 今週、ベトナム仏教徒たちは2013年の潅仏会を迎えました。24日午前ハノイにあるクアンスー寺で、ベトナム仏教協会は2013年の潅仏会を迎える儀式を盛大に開催し、聖職者や信者のほか、グエン・スアン・フック副首相も参列しました。席上、フック副首相は政府を代表して、「潅仏会はベトナムだけでなく、世界的にも重要な宗教上の文化的活動である」とした上で、各レベルの行政に対し、仏教をはじめとする各宗教活動に便宜を図り、国家の宗教政策の実施と民族大団結の強化に寄与するよう」要請しました。一方、トゥアティエンフエ省やチュオンサ群島などほかの地方の各寺も潅仏会を迎える儀式を行いました。